ピンクの大理石ルスキッサダークピンクのご紹介

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ルスキッサダークピンク(Ruschita Dark Pink)のしらべ

大理石のルスキッサダークピンクは、ピンクベージュの肌地に流れ柄が入るルーマニア国内で採掘される石材です。同種のルスキッサライトピンクに比べると、ピンクの発色が強い大理石となります。このページでは、ピンクの肌地が美しい、大理石のルスキッサダークピンクについてご紹介します。

原産地

大理石のルスキッサダークピンクは、ルーマニア北西部から中部にかけて広がる、トランシルヴァニア地方のカラシュ=セヴェリン県ルシュキツァで採掘されています。カラシュ=セヴェリン県は、ルーマニアをはじめとする近隣諸国を逆L字形に貫縦する、カルパティア山脈の南部に位置し、またドイツ南部から流れるドナウ川が、ルーマニア側へ流入する入り口でもあります。ルーマニア国内でも屈指の面積を誇る県です。

当県は、地下資源が豊富で鉄鉱石と石炭に恵まれており、18世紀後半には、溶鉱炉が建造されて発展した都市です。そのため現在では、ルーマニア国内を代表する製鉄都市として知られており、この製鉄業のほか、鉄道車両、石炭化学などの重工業が盛んな地です。

またトランシルヴェニア地方の山頂に聳え立つブラン城は、アイルランド人の作家ブラム・ストーカーの『吸血鬼ドラキュラ』の舞台となったところです。このドラキュラのモデルは、15世紀に現ルーマニア南部の公国主ヴラド3世とされています。

特徴

本磨き

大理石のルスキッサダークピンクは、同石種のルスキッサライトピンクなどと、同じ丁場から採掘されている石材です。ピンクの肌地に縞状の流れ柄が入る、落ち着いた印象と高級感を併せ持つ大理石です。

また天然の大理石であるため、各石材は色地や流れ柄などにバラツキが生じます。特に濃淡が激しいです。ご利用になる際は、各石材を組み合わせて仮並べするなどの工夫が必要となります。市場に流通するルスキッサダークピンクは、石表面を鏡面状に仕上げた本磨き加工タイプが主流です。暖色系の肌地であることから、落ち着いた格調の高い空間を演出するには、最適の石材となります。

留意点

ルスキッサダークピンクについての留意点についてご説明します。

天然の大理石のため

天然の大理石のため、各石材によっては、地色や模様、流れ柄などが不統一となりバラツキが生じる場合があります。施工の際にはあらかじめ数枚を組み合わせて、全体のバランスを見ながら貼り合わせを行ってください。

吸水性に注意

大理石は吸水性のある石材です。水回りなどでご使用の際は、水の浸入するおそれがあるため、十分に目地詰めを行うなどの対策が必要となります。

酸性質のものに注意

大理石は酸に侵されますと、石表面が変色や退色するなどの症例が現れます。お手入れの際は、酸洗いや酸性洗剤をご使用にならないように、くれぐれもご注意ください。

使用場所

おもに屋内の壁面や床材などに使用されています。優しいピンク地の色合いのため、朗らかで品位を損なわない空間にアレンジしてくれます。

まとめ

ルーマニア南西部に位置するカラシュ=セヴェリン県で採掘されるルスキッサダークピンク。やわらかな高級感のある落ち着いた空間を演出するには最適の石材です。ピンクのベース地が映えるルスキッサダークピンクで、ぜひ室内を飾ってはいかかがでしょうか。

参考価格(㎡単価、消費税別、運賃別)

400角…15000円

2017年3月のしらべ