キューブハウスロッテルダム(Cube house Rotterdam)

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「キューブハウス・ロッテルダム」のご紹介

個性的でキュートな住宅があれば「中はどういう風になっているのだろう?」とか、「住みやすいのかな?」とか気になりますよね。
一目見れば誰でもそう思ってしまいそうな集合住宅が、ヨーロッパの都会にあります。
かわいい住宅の「キューブハウス・ロッテルダム」をご紹介します。

「キューブハウス・ロッテルダム」の設計者

オランダ人のピエト・ブロムが「キューブハウス・ロッテルダム」を設計しました。
アムステルダムのヨルダーン地区と言う労働者階級の人々が暮らす町で、1934年に生まれました。
大工や製図工として働いていましたが、25歳の時に著名な建築家の下で本格的に建築を学びました。
住み心地の良い家を作ることを目標としていましたが、キューブハウスが完成した15年後にデンマークの地でこの世を去りました。
65歳と言う若さで亡くなった彼の活動を展示した博物館が、2013年にオランダの東部にあるヘンゲローと言う町に建てられています。

「キューブハウス・ロッテルダム」の所在地

「キューブハウス・ロッテルダム」は、オランダ王国第二の都市ロッテルダムの中心地に建っています。
中世には、すでに大西洋の貿易の為の港湾都市として栄えていた地域で、19世紀に新たな運河を作り、大型の船が港の奥にも簡単に入港できるようになりました。
それにより益々発展していきましたが、この発展が仇になり、第二次世界大戦の時の爆撃で旧市街と港が壊滅状態になってしまいました。
しかし、この状況を逆手に取ってまっさらな土地を実験場として、建築家やデザイナーの腕試しができる街になりました。
実験的な街づくりの場となったロッテルダムには、目を引く建造物や、新しい試みを持って作られた建物が多く、世界でも注目される都市となっています。

「キューブハウス・ロッテルダム」の特徴

行儀のよい大きなロボットが並んで「ようこそ、いらっしゃいました。」と、お辞儀をしているように見えます。
黄色に塗られたキューブの部分が、かわいいイメージの集合住宅です。
さいころの角を下にした見かけの38個の立方体が並んでいます。
1984年に完成した「キューブハウス・ロッテルダム」は都市の中の「村」または、「集落」を作る、と言う概念を持って建てられました。
従って、ここには住宅だけでなく、1階部分には店舗やオフィス、学校なども備えています。
45度に傾けられた住宅部分は、採光が良いようになっていてとても明るい部屋になっています。
屋内が気になる人が多いため、一部屋は見学できるように公開されていて、泊まることのできるホテルとしての部屋もあります。
上から見た青い屋根とキューブの並びも面白いものになっています。

「キューブハウス・ロッテルダム」のまとめ

「キューブハウス・ロッテルダム」は、市街地のほぼ真ん中で交通量の多い三本の道路をまたいで建っています。
その為、歩道橋としての機能も持っています。
また、中庭のような場所があり、その場で上を向くと屋根の重なり具合から星形の空が見えます。
完成から三十年以上経っているとは思えないほど、斬新で見どころ満載の建物です。
もしかしたら、まだまだ新しい見え方の発見があるかもしれませんね。