ユニバーシティ・オブ・フェニックス・スタジアム(University of Phoenix Stadium)

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「ユニバーシティ・オブ・フェニックス・スタジアム」のご紹介

お天気を心配しないでスポーツ観戦できるのは嬉しい事ですね。もちろん試合をする選手にとっても、良いことではないでしょうか。最近は全天候型のスタジアムが色々な所で作られていますが、「ユニバーシティ・オブ・フェニックス・スタジアム」は他より一味も二味も違う競技場です。

「ユニバーシティ・オブ・フェニックス・スタジアム」の設計者

ピーター・アイゼンマンは1932年に生まれた、アメリカ人です。出身地はニューヨークのお隣、ニュージャージー州です。彼の父親が科学者だったので、大学では当然のように科学を学ぼうとしていました。しかし、大学の先輩の影響でこんな面白い事も学べるのだと知り、建築学に進路変更しました。建築家として活動を始めた頃は、ありきたりな四角い建物ではなく、左右非対称であったり、多くの曲線を使ったりと様々な新しい概念を打ち立てていました。当初は理論だけで、実際に建てられる物は少なかったようですが、技術の進歩に伴って多くの作品を世に出せるようになってきました。近年では、後進の育成のために、いくつかの大学で教鞭を取ったり、建築関係の本を書いたりしています。

「ユニバーシティ・オブ・フェニックス・スタジアム」の所在地

アメリカ合衆国の南西部に位置する、アリゾナ州のグレンデールに「ユニバーシティ・オブ・フェニックス・スタジアム」があります。グランドキャニオンを擁するアリゾナの州都、フェニックスのすぐ近くです。砂漠のような気候の地域で、年間を通して降水量が少なく、夏季では最高気温が50℃に達することもあります。雨が少ない事が一つの条件のように、スポーツの盛んな街です。プロ・フットボールチームの本拠地であり、プロ野球のチームが常時練習に使う所もあります。また、プロレスの大きな大会が開催されている事も有名です。

「ユニバーシティ・オブ・フェニックス・スタジアム」の特徴

上空から見ると、お掃除ロボのように見えます。2006年に完成した全天候型のスタジアムです。近隣に生えている「樽型のサボテンをイメージした」との事ですが、巨大な楕円形の側壁はメタリックな印象なので、地元住民からは巨大UFOみたいだと言われています。開閉式の屋根部分はグラスファイバーを利用しているので、屋根を閉じている時でも太陽光を通して屋内を明るくしています。非常に降水量が少ない地域ですが、夏には気温がとても高くなるので屋根を閉じて空調を入れています。フィールドは可動式で、天然の芝が植えてあります。芝を育てる為に1年を通してほとんどの時間は屋外に出してありますが、試合が行われる時にだけスタジアム内に引き込まれます。

「ユニバーシティ・オブ・フェニックス・スタジアム」のまとめ

このスタジアムは地元にある通信制の大学の名前が付いていますが、フェニックス大学の所有ではありません。大きな施設ではよくある「命名権」をこの大学が取得しました。6万人以上の観客が収容できる大きさで、アメリカでも最大規模のスタジアムです。プロレスの大会などではフィールド部分にも観客席が作られるので、大きな大会では最大観客数を更新するなど、観客数の多さを競うこともあります。