カリフォルニア科学アカデミー新館(California Academy of Sciences)

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「カリフォルニア科学アカデミー新館」のご紹介

以前の博物館は、所蔵している様々な物を展示、解説するだけの場所がほとんどでした。最近では展示するだけでなく、いろいろな体験やワークショップなど、来館者が参加できるような企画もたくさん用意されています。カリフォルニア科学アカデミーは、何度も足を運びたくなるような博物館です。

「カリフォルニア科学アカデミー新館」の設計者

イタリア人のレンゾ(レンツォ)・ピアノは、大学などで建築やデザインの基礎を学んだ後、著名な建築家の下で働きながら更に知識を吸収しました。その後、いろいろな同業者と手を組んで共にコンペを勝ち抜いて実力を高めてきました。彼は、彼らしい建築物だと言われそうな、似た感じとか、同じような雰囲気の建物は作りません。使用目的や立地条件、クライアントの要求など様々な要件を満たす為に建築関係だけでなく、あらゆる業種や知識を持つ人々と協力して作り出しているからです。その条件を極力満たそうとすれば、変わった外観や奇抜なデザインになることもあります。

「カリフォルニア科学アカデミー新館」の所在地

サンフランシスコ市は、アメリカ合衆国の西海岸を代表する大都市です。ヨーロッパから多くの人々がアメリカに移住してきた頃、この地域にやってきたキリスト教の修道士が自分の所属する一派の聖人である「聖フランシスコ」の名前を付けたと言われています。世界的に見ても大きな街なので、呼び名もたくさんあります。漢字表記では「桑港」、「旧金山」と表されます。19世紀中ごろに起こったゴールドラッシュにちなんで「金山」と呼ばれていましたが、他の土地で新たな金山が発見されたことにより「旧金山」と呼ばれるようになりました。また、地元の人々は「S・F」や「フリスコ」と言う略称や愛称で呼ぶこともあります。日本では略して「シスコ」と呼ぶことが多いです。

「カリフォルニア科学アカデミー新館」の特徴

上から見ると特徴がよくわかる建物です。一番目につくのは、屋上にある三つの緑のコブと、それに付いているたくさんの目玉のようなガラス窓です。1853年に開館した自然史博物館を大改装して、2008年に完成しました。空調や照明などに使われるエネルギーを極力控えるために、いろいろな試みがなされました。例えば、屋上のユニークな目玉は採光のための物で、緑色は植物が植えてあり館内の温度が夏、涼しく、冬、温かく保つためです。再開館当時「世界で最もクリーンな施設」と呼ばれたのは、ここで使われるエネルギーの多くを自然から得ようとしたことによるものです。

「カリフォルニア科学アカデミー新館」のまとめ

カリフォルニア科学アカデミーは150年の歴史を持ち、世界でも最大規模の自然科学全般の博物館、研究所などの複合施設です。亜熱帯の植物園や水族館、プラネタリウムなどを備え、毎日多くの人が訪れています。そして、ここにはとても珍しいものがいます。アルビノと呼ばれる色素異常の真っ白なワニが飼育されていて、マスコットとして人気があります。