The 8 House Housing

シェアする

「The 8 House Housing」のご紹介

あらゆる人が幸せに暮らせると言われるデンマークに、複合施設を備えた集合住宅があります。日本で集合住宅と言えば、団地の四角い建物を思い浮かべますが、この「The 8 House Housing」はとてもスタイリッシュで明るい大規模建築物です。

「The 8 House Housing」の設計者

デンマークの建築家集団のBIGが「The 8 House Housing」を設計しました。偶然、英語で「ビッグ」と読めますが、建築家のビャルケ・インゲルスが率いるグループの意味です。彼は建築事務所に勤め、共同経営の事務所を立ち上げた後に、現在のグループを作り出しました。このグループには建築家やデザイナーなど二百人以上のクリエイターが参加しています。時代の先端を行く施設の建物を多く手掛け、集合住宅はもとより、病院や市民館などの公共施設の建築に携わっています。これらの施設等は最先端の建物と言うだけでなく、ユニークな試みも行われています。また、建物だけでなく、それに関わるあらゆる事柄にも参画しています。例えば家具作りから都市計画まで、「衣食住」の中の「住」の部分に広く携わっています。

「The 8 House Housing」の所在地

童話の国と呼ばれるデンマーク王国の首都、コペンハーゲンに「The 8 House Housing」は建っています。都市としては比較的歴史が浅く、古代においては辺境の地とされていました。「商人たちの港」と言う意味を持つ名のこの街は、様々な新しい試みを取り入れて、あらゆる人が幸せに暮らせる街として名をあげています。この街には、「ロイヤル・コペンハーゲン」と言う素晴らしい陶磁器を制作している工房があります。白い陶磁器に青や紺の絵付けが施された食器が、主に作られています。一つ一つ手書きで描かれた陶磁器には、ナンバーとデザイナーの名前が記されていて、唯一物としての価値を作り出しています。このように多くの優秀なデザイナーや、街を作り出すための建築家も多く輩出していることからもわかるように、良い人材が街の財産になっています。世界一幸せな国と言われる所以ですね。

「The 8 House Housing」の特徴

地上から見ると普通の大きな建物に見えます。運河沿いの一方向には傾斜屋根があり、屋上には芝生状植物が植えられています。運河に映る姿は直線的な美しさがあります。この複合住宅の一番の特徴は上空からでないと分かりにくいでしょう。長いリボンをひねったような、数字の八の形をしています。十階建ての複合施設で、下層はショッピングゾーンになっています。中層には様々な企業などの事務所が入っているワーキングゾーンです。上の階層は住宅になっていて、単身の人から一般的な家族まで、若い人から高齢者まで、あらゆる人のニーズに応えられる様々な住居が用意されています。八の字の形をしていることから中庭が二つあり、住人や働く人などの憩いの場を提供しています。

「The 8 House Housing」のまとめ

北欧は一年を通して寒冷な気候の地域です。そこにある住居は、冬の寒さや積雪に対する強さが必要でしょう。また、冬季は日照時間も少なくなってきます。「The 8 House Housing」は、どの家でも日差しが入るように考慮されている複合集合住宅です。この建物は世界のどこにでも通用する、集合住宅の新しい形と言えるのではないでしょうか。