シティ・ホール ・ロンドン(City hall London)

シェアする

「シティ・ホール (ロンドン) 」のご紹介

政治の仕組みはなかなか難しいのですが、一番に大事なことは住民の幸せを望める政治ではないでしょうか。ロンドンの市政を司る場所は「シティ・ホール」と呼ばれ、内部に渦巻きを備えた卵の形をしています。

「シティ・ホール (ロンドン) 」の設計者

ノーマン・フォスターは1935年にイングランドの北部、マンチェスターで生まれました。イギリスとアメリカの大学で建築を学んだ後に、若手建築家とグループを結成して活動を始めました。32歳の時に独立して、自分の事務所を構え、現在ではロンドンを中心に世界の20ヵ国にオフィスを持っています。最初はハイテクノロジーの建物を作ることで名を上げましたが、デザインの方向性が変わってきて「モダニズムのモーツァルト」と呼ばれるようになりました。最近では、消費エネルギーを抑えるような建築物を作るようになっています。多くの建造物を手掛けてきた彼の設計スタイルは、当該の建物をスケッチで表すところから始まっています。

「シティ・ホール (ロンドン) 」の所在地

4つの構成国で成り立っている、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国(イギリス)の事実上の首都がロンドンです。ヨーロッパの大陸からドーバー海峡を隔てたグレートブリテン島の南東部に位置します。古くからの大都市で、中世にはすでに10万人以上の人口があったようです。20世紀に入ってすぐにロンドンでの初めてのオリンピックが開催されました。この大会で、有名な「参加することに意義がある」と言う趣旨の言葉が発せられました。また、国旗を先頭に入場行進をしたのもこの大会が初めてでした。第二次世界大戦で中止になった第13回夏季大会を除いても、3回も夏季オリンピックを開催したのはロンドンだけです。


「シティ・ホール (ロンドン) 」の特徴

2002年に開庁した「シティ・ホール (ロンドン) 」の形は、スライスしたゆで卵を少しずつ斜めに重ねた形に見えます。市民の中には、ダースベイダーのヘルメットとか、ダンゴムシ、オートバイのヘルメットなどと親しみを込めて形容する人もいるようです。全面ガラス張りの庁舎は、ここで行われる市政の透明性を表しているとも言われています。建物内部には巻貝のような螺旋階段があり、これも少しずつ斜めになっています。このような形になった理由の一つは、同じ床面積の四角いビルより25%も表面積が少なくなることにより、空調などの光熱費を抑制することが可能になるからです。また、ガラス張りなので日光がよく入ることもエネルギー消費を抑えることのできる理由になります。

「シティ・ホール (ロンドン) 」のまとめ

テムズ川の畔に建つ「シティ・ホール (ロンドン) 」からは、すぐ近くにあるロンドンを代表する建造物のタワーブリッジを望むこともできます。開庁時間であれば、誰でも中に入ることができ、最上階の展望室ではロンドンの街の素晴らしい眺めが望めます。庁舎と言えばちょっと硬いイメージがありますが、「シティ・ホール (ロンドン) 」は市民に憩いの場を提供できる上に、観光名所の一つにもなっています。2012年のオリンピックの時に、その時のロンドン市長が「シティ・ホール (ロンドン) 」を「ロンドン・ハウス」と呼んだことから、この呼称も使われているようです。