8 スプルース・ストリート(8 Spruce Street)

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「8 スプルース・ストリート」のご紹介

昨今の大都市では、高層ビルに多くの住居を設えた日本で言う「タワーマンション」と呼べる建築物がたくさん建設されています。
世界経済の中心と言っても過言ではないニューヨークのマンハッタンには、取りわけ目立つ高層ビルがあります。
「8 スプルース・ストリート」は多くの人々に住居を提供しています。

「8 スプルース・ストリート」の設計者

いつの時代でも、どのような分野でも他より秀でている人は「奇人」とか「変人」などと呼ばれる事が多々あります。
フランク・オーウェン・ゲーリーも建築界における鬼才と言われている人物ですが、まぎれもない天才と言える建築家のひとりです。
人が暮らす場所には、大きさは様々ですが色々な建物が建っています。
そして、そのほとんどが直線的な外観をしています。
しかし、彼の設計する建物は奇想天外な外観をしているものがたくさんあります。90歳の彼が生まれた頃には無かったような工法や、新たな技術がそれを実現しているのではないでしょうか。
また、彼は勉強熱心で、自分の構想をいかに実際の形に出来るのかを、コンピューターソフトを使い多岐にわたる工学系の理論などを活用して具体化しています。

「8 スプルース・ストリート」の所在地

アメリカ合衆国のニューヨーク市にあるマンハッタンは、ハドソン川の大規模な中州にあたり、ヨーロッパから人々が植民した頃から多くの橋が架けられています。
「8 スプルース・ストリート」は、その中でも知名度の高いブルックリン橋のすぐ南に建っています。
この国最古のつり橋の一つで、ワイヤーを利用して吊っている世界初の橋です。
全長が2km弱で、19世紀の終わりに完成しました。
アメリカ国内で、この頃に作られた他の大規模なつり橋のほとんどが廃棄され、中には風の影響で崩壊した橋もあります。
ブルックリン橋だけは今現在も多くの人や車の往来を助けています。
これは、設計者が自ら導き出した強度の6倍も強く建設したおかげです。
最先端の大都会にある御影石と大理石、そしてたくさんのワイヤーが織りなす美しいとも言えるゴシック調の橋は、多くの市民の足を助け、観光名所でもあります。

「8 スプルース・ストリート」の特徴

「8 スプルース・ストリート」は、流れ落ちる瀑布を彷彿とさせる美しい外観をした高層ビルです。
2010年に完成した地上高265m76階の超高層マンションです。
見る場所によってはツインタワーの様ですが、真上から見ると凸型になっています。一番の特徴は波打つような外壁です。
このような大規模で高層の建物の外側がただの垂直ではない、と言うのは珍しいことです。
上に伸びる銀色の波のようでもあり、天空からの滝のようでもあります。
また、窓のガラスや外壁に使われている約1万枚の金属パネルのおかげで、天気や季節によって色が変わって見えます。
青空に映える白銀、夕日に照らされた茜色、夜は窓の明かりと街の灯を反射して輝くツリーのようです。
見る角度や時間などによって、これほど表情の違う高層ビルは他に類を見ないのではないでしょうか。

「8 スプルース・ストリート」のまとめ

「8 スプルース・ストリート」と言うのは、実はこのビルが建っている地名です。
建設当初は「ビークマン・タワー」と言われていました。
現在は「ニューヨーク・バイ・ゲーリー」と言う名で部屋が販売されています。
病院とニューヨーク市立小学校が入居し、少数の小売店が入っていますが、この地区でほとんどが住居となる高層ビルは珍しいと言うことです。
古風なブルックリン橋から見える「8 スプルース・ストリート」は、近未来を垣間見る気分にさせることでしょう。