マイカリソスピンクファンタジー ギリシャエヴィアのピンク系大理石のご紹介

マイカリソスピンクファンタジー(Mykalissos Pink Fantasy)のしらべ

欧州の地中海沿岸は大理石の宝庫です。その中でも一、二の品質と産出量を競うギリシャから目を見張る美しさの大理石が切り出されています。ギリシャは高品質の白大理石が有名ですが、色付きの大理石も色々な種類を産出しています。その中のひとつマイカリソスピンクファンタジーをご紹介します。

「マイカリソス・ピンクファンタジー」の原産地

地中海の東に張り出したバルカン半島の最南端を占めているのがギリシャ共和国です。ギリシャの東側はエーゲ海に面していて、エーゲ海の南西には国内で2番目に大きな島があります。エヴィア島と周辺の島々、ギリシャ本土の一部で構成されている自治体が、エヴィア県で、大理石の「マイカリソス・ピンクファンタジー」の原産地です。エヴィア島と本土の間はわずかな距離しかなく、簡単に泳いで渡れそうなほどしか離れていません。しかし、この海峡は日本の関門海峡の様に、およそ6時間ごとに海流の方向が変わります。潮流の速さも、大潮のときは非常に早く渦を巻くようなこともあります。本土との間に二本の橋が架かっていますが、短い方の橋は40m弱で長い方の橋が200mほどの吊り橋となっています。最初の橋は紀元前に架けられた古い歴史があり、6世紀頃には船が通れるように可動式の橋が架けられていた記録が残っています。

「マイカリソス・ピンクファンタジー」の特徴

本磨き

大理石の「マイカリソス・ピンクファンタジー」の基本的な地色は濃いピンク色です。ピンクにも色の雰囲気は多様にあり、とても濃いビビットな色から柔らかい桃色、黄色味があるサーモンピンクなどが挙げられます。「マイカリソス・ピンクファンタジー」の地色には濃い目のピンクの他、わずかに黄色味のあるサーモンピンクに近い物があります。「マイカリソス・ピンクファンタジー」の採石場周辺では他の色の大理石も産出しているので、色が混じる様な感じになる事もあります。ピンクの地に一番目立つのは白い線模様です。白い部分は線状ですが、細い糸の様なものから帯状に大きく入っている所もあります。白い部分に添って黄色っぽい色をしたところもあります。また、交差するようにオレンジのスジが入る場所もあり、色々な模様を作り出しています。赤に近い濃い色をした所もあり、とてもカラフルな大理石です。このように様々な色が現れている大理石は色の変わり目が脆弱になるので、裏張り加工を施された石材もあります。

「マイカリソス・ピンクファンタジー」を取り扱う時の留意点

大理石はデリケートです

大理石の天板などはあこがれの素材ですが、気をつけなければいけないこともたくさんあります。その中でも、木製や金属製の製品より硬いことが一番注意しないといけないことです。食器はガラスや陶器が多く、なにげなく置いたグラスなどが割れたり欠けたりする可能性がとても高いのです。反面、天然の石は脆い点もあります。均一の性質ではないので、硬いものが当たっただけで大理石の方が欠ける場合もあります。いずれにしても、優しく扱わなくてはいけない素材だということです。

色の雰囲気の違い

「マイカリソス・ピンクファンタジー」を切り出している地域では、グレーや茶系の大理石も産出しています。その為、色が混じる事もあります。大理石の基本の色は白ですが、そこに様々な鉱物が含まれることによって着色します。天然の石なので、近辺で切り出される大理石の色が混じるようになる事は当然とも言えます。このように、色に違いが出る事を念頭に入れておいてください。

「マイカリソス・ピンクファンタジー」に適した製品

色を楽しむ使い方

内装材として

壁や柱を装飾するための素材として使われています。「マイカリソス・ピンクファンタジー」だけでなく、白大理石と組み合わせた使い方がお洒落な感じになります。例えば壁や柱の上下の色を変えることでピンクの色が一層引き立つようになります。また、床材としては、ストライプや市松模様など交互に使うことで、「ピンクファンタジー」の名前通りにファンタスティックな空間を作り上げる事ができるのではないでしょうか。

天板に

ショップのカウンターやテーブルのトップに、柔らかく上品な色合いの「マイカリソス・ピンクファンタジー」が使われます。かわいらしい感じの色ですが、中に入っているオレンジや白の模様が落ち着いた雰囲気も出してくれます。明るい色のテーブルは、お店のイメージを高めるための良い調度品となるのではないでしょうか。また、洗面台の天板にピンクの「マイカリソス・ピンクファンタジー」が使われれば、清潔感を保ちながら明るく柔らかい雰囲気のサニタリー空間を演出できるでしょう。

「マイカリソス・ピンクファンタジー」のまとめ

色付きの大理石はどの色も希少性が高く、その中でもピンクは種類が少ない色です。大理石は高級品のイメージがありますが、「マイカリソス・ピンクファンタジー」はキュートでかわいらしい色合いなので、なんとなくミスマッチな感じがします。硬質な印象のある石材が柔らかい雰囲気を持つ、そのようなアンバランスも楽しめる素材の一つが「マイカリソス・ピンクファンタジー」ではないでしょうか。