ピンクの大理石オリエントピンクのご紹介

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オリエントピンク(Orient Pink)のしらべ

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大理石のオリエントピンクは、別名をローザティーとも呼ばれる華やかな印象を与える石材です。この石材は、ピンクベージュの肌地とピンクの点柄に特徴がありますが、丁場や採掘層によって、その色合いに濃淡が生じます。このページでは、大理石のオリエントピンクについてご紹介します。

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原産地

大理石のオリエントピンクは、トルコ南東部のアナトリア地方に位置するディヤルバクル県で採掘されています。県都ディヤルバクルは、古来より中東地域と地中海地域を結ぶ交通の要所として栄えた地です。

市内には、中世に建造されたイスラム教の礼拝堂である「モスク」やイスラム教を学ぶ高等施設「マドラサ」などの施設が数多く現存しています。また万里の長城に次ぐ長さを誇るディヤルバクル城壁が、旧市街を囲むように連なっています。この城壁部分のもっとも古いものは、紀元前2000年に建設されたと言われるほど、市内には歴史のある施設が建ち並んでいます。

また、ディヤルバクル近郊を流れるティグリス川のほとりには、へヴセル庭園があります。この庭園は数千年前から農作物が栽培された土地として有名であり、都市へ送る食料供給地として重要な役割を担ってきました。またこの庭園には、動植物の固有種が見られるなど、自然環境の豊かな場所でもあります。以上ふたつの景観は、2015年、「ディヤルバクル城塞とヘヴセル庭園の文化的景観」としてユネスコの世界遺産に登録されました。

特徴

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本磨き

大理石のオリエントピンクは、明るいピンクベージュの肌地にピンクの細かい点柄が散る華やかな印象を与える大理石です。ただし丁場や採掘される地層によってピンクの色地に濃淡が生じる石材でもあります。そのため、ご利用になる際は、あらかじめ仮並べするなどして、全体の色調を統一することが必要となります。

また、市場に流通するオリエントピンクの多くは、石表面の光沢が美しい印象を醸す本磨き加工が主流となります。明るいピンク地の印象のため、朗らかで上質な空間を演出するには、最適の石材と言えるでしょう。

留意点

オリエントピンクの留意点についてご説明します。

天然石のため

天然石のため、石材ごとに色調と模様にバラツキが生じます。また採掘される地層や丁場などにより濃淡の違いが発生します。施工の際には、あらかじめ仮並べするなど、全体のバランスに配慮して、各石材を組み合わせてください。

吸水性に注意

大理石は吸水性のある性質を有しています。屋外や水まわりなどの環境でご利用した場合、石表面の光沢が落ちるなどの症状が現れます。また寒冷地でのご使用は、凍結の恐れがありますので、ご注意ください。

酸性質のものに注意

大理石は耐酸性の性質を持ちあわせておりません。そのために酸洗いや酸性洗剤などをご使用になると、表面が酸に侵されてしまいます。酸性質の洗剤はご使用にならないように、ご注意ください。

使用場所、及びその製品について

おもに室内の壁面や床材として利用されています。また大理石は、熱の遮断性に優れた性質を持ちあわせています。そのためにペットのマット材としても重宝されている石材です。布製のマット材と比べて、夏の季節に冷感を保ちやすく、ダニやノミなどが繁殖しにくいという利点があります。

まとめ

トルコ南東部のアナトリア地方から採掘されるオリエンピンク。ピンクベージュ地を基調とした濃淡の激しいピンクの柄が、空間を華やかに彩ってくれます。明るい空間の演出に、艶やかな空間のアレンジに、ぜひ、オリエントピンクをご利用ください。

参考価格(㎡単価、消費税別、運賃別)

300角…13000円
400角…13000円

2017年3月のしらべ