赤い大理石ロッソマニャボスキのご紹介

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ロッソマニャボスキ(Rosso Magnaboschi)のしらべ

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古風な雰囲気がうかがわれる、ロッソマニャボスキのご紹介です。レトロな街並みにぴったりなイメージの、赤茶色の大理石です。

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原産地

イタリア共和国のヴェネト州ヴィチェンツァ県に、採石場がいつくかあります。地中海の一部、アドリア海に面した南部と、山がちな北部地域で、構成されています。古くから貿易の要の地域で、様々な文化が交差してきました。

ルネッサンス芸術の世界遺産も、数多く残されている所です。食文化も多彩です。それを支えているのは、アドリア海の漁業でもたらされる、豊富な魚介類と、山岳部の農業によって供給される、野菜や、酪農からの乳製品です。

まさに新鮮な海の幸と、山の幸のおかげです。もちろん、よいワインも醸造されています。

特徴

本磨き

赤から、赤味を帯びた茶色の大理石です。色の濃淡で、しぼり染めに似た模様が見られます。この大理石は、いろいろな名前で呼ばれています。

「ロッソベローナ」、「ロッソアシアーゴ」、「ロッソブロカード」、「ロッソマニアボスキ」など、いくつかの採石場で、似てはいますが、違う呼び方をされています。

また、色や柄も、若干違っています。基本的には、落ち着いた赤茶系の地色です。ぼやかしたような、にじんだ感じの大小の模様があります。スジ模様はあまりありませんが、中には黒っぽい線状の柄が入った物もあります。

この大理石の特質上、表面剥離と言って、ツヤ出しした表面が、はがれることがあります。また、こすったりすると、赤土のようなものが落ちることもあります。

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留意点

ロッソマニャボスキを取り扱う時に注意することは、水回りで使用するときは撥水処理をするということと広いところで使用するときは色ムラに注意するということです。

しばしば濡れる場所に使うと、濃い色の大理石の宿命と言える、脱色が起きます。色が落ちたようになって、白く霞んだようになります。せっかくの大理石が、安っぽくなってしまっては、もったいないですね。

研磨してツヤ出しした製品は、外壁などには使わない方がよいでしょう。どうしても屋外で使用したいときには、撥水処理を行ってください。

適した製品

ロッソマニャボスキは、通常商業ビルや住宅などの内部の床壁などで使われています。しかし表札や時々外壁でも見かけることはあります。

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表札

大理石はあまり屋外で使われることがありませんが、ロッソマニャボスキの色と柄に、一風変わった風格があるので、その家の顔として、好まれています。撥水処理を施しておけば、少しのお手入れで大丈夫です。

外壁

大理石の割肌というのは少ないですが、原石から加工することは出来ます。レンガ色で、しかし大理石の貫録が、古風な外壁を作り出してくれます。アンティークなイメージを持たせたい時には、最適な大理石でしょう。

まとめ

他にもまだまだ違う呼び名があるロッソマニャボスキですが、それぞれの石切り場で、愛着があるのではないでしょうか。濃い色の大理石なので、広い面はもとより、小物使いにも適しています。インテリア雑貨にも、どんどん活用されるといいですね。

参考価格(㎡単価、消費税別、運賃別)

300角…16000円
400角…16000円
600角…25000円

2017年3月のしらべ