アイボリー色大理石ペルリーノビアンコ(ペルリーノキャロ)のご紹介

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ペルリーノビアンコ(Perlino Bianco)のしらべ

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多彩な種類のある大理石の中から、薄い色のついたペルリーノビアンコと言われる大理石をご紹介します。古くから親しまれ、その色合いから、お城や貴族の館に使われてきました。なじみ深い大理石です。ヨーロッパでは産地の名前を取ってビアンコアジアーゴ(Bianco Asiago)とも呼ばれています。また日本ではペルリーノキャロ(Perlino Chiaro)と呼ばれることが多いのでここではペルリーノキャロとします。

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原産地

ペルリーノキャロはイタリア共和国の北東部、水の都ヴェネツィアを擁するヴェネト州ヴェローナの近郊で、切り出されています。

ヴェローナ市は「ロミオとジュリエット」の舞台として、広く知られている町です。著名な芸術家や学者も輩出しています。また、スポーツも盛んで、自転車のロードレース世界大会も過去に2回、開催されました。サッカーの古参チームも活躍しています。

ペルリーノキャロはヴェローナから北北東へ45km行ったところのヴィチェンツァ県アジアーゴというところで採掘されています。

特徴

本磨き(柾目)

本磨き(板目)

ペルリーノキャロは、薄いベージュの大理石です。また、堆積層がはっきりしていて、縞がくっきりと出ているのも特徴のひとつです。柾目と板目の2種類があり、日本では柾目が輸入されていることが多いようです。

縞の模様は比較的幅がせまく、「さび」と言われる、帯状の黄色っぽい色が入っていることもあります。産量は多いのですが、悪いものも多く、縞目からはがれやすいという欠点があります。

また、割とピンホールが多いことから、ツヤが出しにくいことにも難があります。しかし、その色合いから、和の場面にも違和感なく使うことができます。和風建築に取り入れても、まったく不自然ではありません。

さらに、薄い色ではありますが、ベージュというのは温かみの感じられる色ですので、明るくやさしい空間を演出するのに、恰好の大理石と言えるのではないでしょうか。

留意点

個性的な模様が、よい持ち味を出している半面、縞目からはがれやすいので、落下させたり、ぶつけたりすると割れることがあります。大きさの割に薄い大理石だと、なおさら割れやすいので、注意して取り扱わなくてはなりません。

また、小さい穴が多くあいているので吸水性が高く、特に油分が付くとシミになってしまします。油分のシミは浸透してしまうと、非常に取れにくくなりますので、汚れた時にはなるべく早くふき取ってください。この時、できれば、乾いた柔らかい布で拭くことをお勧めします。

適した製品

ペルリーノキャリのついては、身近な周辺製品に使われていることが多いです。

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オーディオボード

小さい穴が多くあいていることの欠点を、逆に利用して、振動を吸収することで大きな音でも、スピーカーが安定して良い音質が得られます。静電気を帯電しないという天然石の性質からオーディオの敵、ノイズを軽減することもできます。

ペットのクールマット

熱を伝えにくいという特性を利用して、夏のペットの安らぎの場を提供できます。ペットにはエアコンもあまりお勧めできないので、ひんやりした大理石のベッドで、くつろげたらいいですね。色が付いているので、汚れもあまり目立ちません。

まとめ

はるか昔から親しまれてきた、大理石のペルリーノキャロは、現代でも割と身近に使われています。様々なサイズの大理石タイルもあります。お手頃な大きさのものを、生活空間に利用すれば、リッチな気分も味わえるのではないでしょうか。

参考価格(㎡単価、消費税別、運賃別)

300角…17000円
400角…18000円

2017年3月のしらべ