ベージュ系大理石ボテチーノフィオリートのご紹介

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ボテチーノフィオリート( Botticino Fiorito)のしらべ

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古い歴史のあるお城があり、豊かな自然に恵まれた地域の、石切り場から、切り出される大理石のボテチーノフィオリートをご紹介します。フィオリートとはイタリアの言葉で「花が咲く」とか「花盛り」という意味です。まさに、ボテチーノフィオリートを表している名前です。

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原産地

博物館で飾られているバイオリン

大理石のボテチーノフィオリートの採石場は、イタリア共和国の中でも、最大の人口を抱えるロンバルディア州の中にあり、東部に位置するブレシア県ヌヴォレーラで採掘されます。

古来より芸術の盛んな地方で、ヌヴォレーラから南南西に48km行くとバイオリンで有名な音楽の街クレモーナがあり、ここには、「ストラディバリウス博物館」があります。州都ミラノは、ファッションだけでなく、幅広いデザインの街です。家具の見本市など、様々な見本市も開催されています。どのように大理石を使うのか、アイディアを生み出す要素のある所です。

特徴

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本磨き

ボテチーノクラシコと近い採石場で、切り出される大理石なので、なかなか見分けが難しいようです。

色はベージュ系で薄めの色です。柄が縞模様ではなく、白っぽい斑点状の模様が見られます。この模様がフィオリートの名前の由来でしょう。

石自体はとても緻密なので、磨けばツヤも出て光りますが、あえて、切り出したままの状態で使うこともあります。多少安価な大理石ですので、デコボコの表面そのままで、ふんだんに使用できます。

また、「水磨き」と言って、軽く研磨しただけの加工品も販売されています。これは、ツヤがありません。光沢のある大理石を好まない方にはお勧めです。

留意点

ボテチーノフィオリートを取り扱うときは、その地域の気候に合わせる必要があります。

寒冷地の屋外には向きません

大理石は外壁にも使えますが、やはり表面に細孔と言われる小さな穴があるので、そこに入り込んだ水分が凍ると石が割れることがあります。外気温が氷点下になるような、寒冷地の屋外には使用しないほうが、よいようです。

屋外使用について

表札などに使用した場合、風雨によってカビや苔が付くことがあります。こうした時には、使い古しの歯ブラシで掃除すればきれいになります。放置しているとシミの原因になってしまいます。

適した製品

ボテチーノフィオリートに適するのは、温暖な地域の外壁や床材そしてカウンタートップです。

建築物の外壁

表面を切り出したままの、いわゆる原石の状態の大理石を、建築物の外壁に使うことができます。ただし、この場合長い間、風雨にさらされることで、色落ちします。このことを念頭に置いて、使用しないといけません。しかし、色がある程度落ち着くと、また格別の雰囲気が見られることでしょう。

土足使用の床材

タイル状の大理石を「水磨き」で仕上げた物なら、土足で踏むような床にも使えます。心持ちツヤが少ないですが、多少のキズがついても目立たないのが良い所ですね。

まとめ

人気の高い大理石のボテチーノフィオリートは、比較的お手頃な価格で入手できます。産出量も豊富で、使える場所も多様にあります。建築物の外壁に使われることもあり、しっとりとした、品格のある外観を求めることができるでしょう。

参考価格(㎡単価、消費税別、運賃別)

300角…14000円
400角…15000円

2017年3月のしらべ