ローズオーロラ ポルトガル産ピンクとオレンジの大理石のご紹介

ローズオーロラ(Rose Aurola)のしらべ

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大西洋に面した、ヨーロッパの西端近くで地上に現れてくる、エレガントで、あでやかな雰囲気の大理石のローズオーロラをご紹介します。
ポルトガルで採掘されるのでローザポルトガロとも呼ばれています。
白地にピンクの模様が、入りこんでいる優雅な大理石です。
しかし色ムラが激しく白っぽいものからピンク系のものまであり、天然石に慣れてない日本人は同じ石種かどうか疑うほど戸惑うかもしれません。

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「ローズ オーロラ」の原産地

大理石の「ローズ オーロラ」は、大西洋に面したポルトガル共和国の中南部に位置する、アレンテージョ地方のエストレモスと言う町で切り出されています。東をスペイン王国に接する所で、時代の流れを感じさせないような田園風景が広がる所です。

アレンテージョ地方は、ポルトガルの穀倉地帯で「パンのバスケット」と呼ばれる地方です。有名なポルトガルのワインを醸造するための良質なブドウも栽培されています。酪農も盛んで、ワインに合う美味しいチーズなどの乳製品を多く生産しています。エストレモスはこの地域の北部にある町ですが、ポルトガル産の大理石はエストレモスと近隣の町の周辺で採石されるものがほとんどで、大理石の輸出量は世界でも上位にあたります。古くから大理石の採石が行われてきて、教会の建設や、美術品の素材として利用されてきました。「ローズ オーロラ」のような色の石の他、グレー系の大理石も産出していて、埋蔵量が豊富な為、民家などの建築物や道の舗装など、様々な場所で大理石が使われています。

「ローズ オーロラ」の特徴

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本磨き

大理石の「ローズ オーロラ」は、白地に綺麗なピンクの流れるような線の模様が入っていることが見た目の一番の特徴です。半透明に近い白の地に、美しいと言えるピンクの模様が、広くまたは細く流れるように入っています。

しかし、色や柄にムラが多く、本当に美しいピンク色の大理石はほんの一部です。大半はピンクの部分に沿って、グレーや黒の線状、または帯状の色が入っています。中には、ほとんど柄が無く、わずかにピンクのほぼ白いだけの石もあります。地色がピンク色をした物もあり、このような石の場合にはグレーの線模様が特徴的で、ピンクの濃い色をした線が入った石もあります。模様の入り方のほとんどは、流れるようなランダムな曲線を描きます。それは、極地の夜空に閃くオーロラのような印象のある模様です。また、地層のような層を成すようにストライプに見える入り方をした石もあります。白地の部分もうっすらと桃色を帯びているように見える大理石は、まさに「ローズ オーロラ」と言う名前通りのイメージがある石となっています。

「ローズ オーロラ」を取り扱う時の留意点

ローズオーロラを取り扱うときは、次の2点にお気をつけください。

汚れに注意する

「ローズ オーロラ」は、全体的に白っぽい薄い色の大理石がほとんどなので、汚れが目立ちやすいです。せっかくの綺麗な大理石ですので、こまめにメンテナンスを行ってください。軽い汚れでしたら、柔らかい布で乾拭きしてください。汚れがひどい時には、硬く絞った布で拭きとり、速やかに水分を取り除いてください。

水濡れにも注意

大理石は吸水性もありますので、水濡れした時には、なるべく早い時点で水分を取り除いて下さい。濡れたまま放置すると、シミが残ってしまいます。「ローズ オーロラ」のピンクを引き出しているのは、鉄鉱石(ヘマタイト)や、酸化鉄がわずかに含まれているためです。これらの鉱物が多いと赤い石になりますが、吸水によって鉄分が染み出して赤茶色のシミになってしまいます。このような状態になると、元通りの綺麗な色に戻すことは非常に困難になります。水回りに使用する場合には、撥水加工など表面をコーティングした石材を利用する事をお勧めします。

「ローズ オーロラ」に適した製品

ローズオーロラは、次のような製品にも使われています。

のし台、こね台

パンを作る時に生地をこねたり、麺を作ったりする時に麺棒で平らにするための台に使います。大理石は緻密な岩石なので、重量があり、作業するのに安定していて使いやすいです。また、温度も伝えにくいので、生地が柔らかくなりすぎないのも好まれる点です。なにより、きれいなピンク色なので、楽しく作業ができるのではないでしょうか。使った後は、丁寧に拭いてよく乾燥させてください。

その他、小物

かわいいピンクの色をしている場所もたくさんあるので、小さいものでしたらいろいろに使えます。例えば、洋服に付けるボタンも作られています。大理石のボタンなんて、ちょっとオシャレですね。また、アクセサリーにも利用されています。模様の綺麗な所を選んで作られるピアスやペンダントトップは、カジュアルなお洒落にぴったりではないでしょうか。

「ローズ オーロラ」のまとめ

ポルトガルは西洋圏で最初に日本と繋がりのあった国です。鎖国時代に於いてもわずかに交流のあったのが、ポルトガルです。地図上で見るとはるかに遠い国ですが、なんとなくなじみがあるのはその為ではないでしょうか。「ローズ オーロラ」が採石されている地域は古くから大理石が採石されていて、世界遺産に登録されているスペインの円形劇場にも、この地域で採石された大理石が使用されていました。また、「ローズ オーロラ」を始め、この地域の大理石はイタリアのカッラーラと同じく、国際地質科学連合によって世界的に重要な石材の一つにも指定されています。

参考価格(㎡単価、消費税別、運賃別)

300角…18000円
400角…21000円

2020年10月のしらべ

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