ギリシャエヴィアの希少なゴールド柄の大理石 マイカリソスゴールドのご紹介

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マイカリソスゴールド(Mykalissos Gold)のしらべ

太古から権力者が好んだ色に「金色」があります。黄金の輝きは権力や富の象徴とされてきました。また、金茶色は豪華な中にも落ち着いた雰囲気と荘厳なイメージがあり、教会などの信仰の場にも多く使われてきた色です。その様な持ち味のある大理石のマイカリソスゴールドをご紹介します。

原産地

神話の国ギリシャ共和国の南部に位置するエヴィア県で、大理石のマイカリソスゴールドは切り出されています。エヴィア県の大半は本土に沿うように浮かぶエヴィア島で構成されています。もともと本土の一部であった土地が、巨大地震で分離したと言う言い伝えもあります。島のほとんどは石灰岩で出来ていますが、平地は肥沃な土地が広がり盛んに農業が行われています。小麦や大豆、ワイン造りに欠かせないブドウなどが栽培されています。また、特産品として高品質の無花果があり、ドライフルーツとして世界中に輸出されています。

特徴

本磨き

金茶色の大理石です。茶色をサビ色とも言いますが、その濃淡の中に薄いグレーの部分があり茶色を引き立たせています。また、濃い茶色が浮かび上がるような模様を作っている場所もあります。線模様もあり、はっきりとした茶色のスジが比較的多く入っています。このスジ模様はランダムに入っているので、ほとんど無い部分もあります。柄が均一ではないことは天然石だからこそですね。何種類かの色が入っている大理石の宿命となるような脆弱な点もありますが、樹脂などで石材の裏を保護することによって強化されます。この裏張り加工が施されていると、石材の裏側からの吸水を防ぐこともできます。

留意点

水を吸いやすい特徴があります。

美しい様々な色が入っている大理石は、色の接する所が弱いと言う弱点があります。色が違うと言う事は成分も違うので、そのような所は目に見えないほどわずかですが隙間が生じています。その隙間に水分は入り込んでしまいます。ツヤのある鏡面加工のオブジェなどが屋外に設置してあると、割と短い年月でツヤが落ちてしまいます。ザラついた表面になってしまうと苔やカビが生えることもあります。このような欠点も知った上で利用したいですね。

適した製品

空間をゴージャスにします。

内装材
壁や床、柱など屋内を装飾するために使われます。薄めの色ですので、同じマイカリソスの中の赤大理石などと組み合わせてスタイリッシュにまとめた施工例もあります。モザイク模様の一部に使われると、マイカリソスゴールドだけを使う場合とは違った雰囲気にもなります。鏡面加工にした表面に照明の明りが反射すると、なお豪華になりますね。

天板
ヨーロッパでは石材のカウンタートップなどはよく使われます。もともと石造りの家が多いことも要因の一つですが、良い石材を産出していることも使われる条件の一つでしょう。マイカリソスゴールドは暖か味のある色なので、くつろぎの空間にもぴったりではないでしょうか。

まとめ

地中海地方は古くから強大な帝国が興っては衰退してきました。その時々の権力者にも好まれて使用されてきた歴史のあるマイカリソスゴールドです。当時は違う名前があったのかもしれませんが、採石場はとても古くから稼働してきました。大理石のマイカリソスゴールドは歴史の一頁を彩ってきたと言えるのではないでしょうか。