ベージュ系大理石ペルラートシチリアのご紹介

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ペルラートシチリア(Perlato Sicilia)のしらべ

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穏やかな気候の地中海の島では、大理石をふんだんに使った、古代から現代にかけての建築物が、たくさんあります。この島から産出されるベージュ系の大理石、ペルラートシチリアをご紹介します。

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原産地

エトナ山(Mount Etna)

イタリア共和国本土の南にある、シチリア島は地中海最大の島です。この島には、ヨーロッパ最大の火山、エトナ山があります。とても美しい山ですが、活発な火山なので近年でも、何度も大噴火をしています。

漁業が多く営まれていますが、地中海特有の温暖な気候に恵まれたこの島では、農業も盛んで、特にオリーブが多く栽培されています。質の良いオリーブオイルが採れることで有名です。また、いくつかの良いワインも作られています。豊かな食文化が花開いている島です。

そのシチリア州トラーバニ県のクストナーチというところで採掘されています。

特徴

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本磨き

ペルラートシチリアは、少し濃い目のベージュが下地の大理石です。このベージュの中に、茶色に近い色の石が点々と混ざっているのが特徴です。天然の石ですので、茶色い模様の大小や入っている量の多少で、ずいぶんと見た目の感じが変わってきます。

また、貝殻や有孔虫と言う原生生物の化石を、多く含んでいます。綺麗に磨かれた表面に、細かい化石がたくさん見られます。原石は大きなサイズの物が、多く切り出されますが、疵が比較的多いです。補強のために裏張り加工を、施されることもあります。

留意点

ペルラートシチリアはとても繊細な大理石です。

ツヤを保つために

濃い色の模様が入っているので、キズが目立ちにくいですが、やはりそのままにしておくとツヤが落ちてしまいます。ツヤ落ちを防止するための、ワックス等もあります。しかし、石材専用以外のものを使うと、若干色が変わってしまうことがあるので、目立たない所で試してから使うとよいでしょう。

きずが多い

化石がけっこう多く封入されていることもあり、きずが多くあります。したがって、割れやすく注意が必要です。

適した製品

とはいえ、ペルラートシチリアは、意外と身近なところで目にする機会が多くあります。

家具

ダイニングテーブルやカウンターの天板に、利用されます。数々の模様が、いろいろな表情を作り出してくれるでしょう。高級感があり、明るい色合いで、くつろぎの空間によく似合う家具になります。

リビングの床やビルのフロア

茶色の模様がかなり入っているので、床に使ってもキズが目立ちにくいです。模様の入り方が、物によってはかなり変わります。うまく石板を組み合わせないと、全体のイメージがちぐはぐになる可能性があります。

まとめ

古くから数々の民族に支配されてきた、地中海に浮かぶシチリア島から切り出されるペルラートシチリア。古い時代のその時々において、重要な建築物に使われ、歴史を飾ってきた、今も島の人々の日常に溶け込んでいる大理石です。シチリア島の重要な輸出品の一つは、世界も彩るでしょう。

参考価格(㎡単価、消費税別、運賃別)

300角…17000円
400角…17000円

2017年3月のしらべ