グレーの大理石コスミックグレーのご紹介

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コスミックグレー(Cosmic Grey)のしらべ

宇宙と言う意味である、コスミックの名を冠した大理石があります。中国大陸から掘り出された、地中に埋もれていた、灰色の宇宙をご紹介します。大理石のコスミックグレーと言います。

原産地

大理石のコスミックグレーは、中華人民共和国の東シナ海に面した、浙江省で採掘されています。上海の南側と言えば、わかりやすいでしょう。ここにある、大河の銭塘江が曲がりくねった形をしていることから、浙江の名が付いています。昔から交易で栄えた地域で、今も特産物の輸出が活発です。大きな湖や、山があり、竹の産地として有名な所です。素晴らしい竹林があり、映画のロケなども行われました。また、中国一のお茶の産地としても、名高い場所です。ここで作られる、龍井茶(ロンジンちゃ)は中国を代表する、緑茶です。

特徴

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本磨き

薄いグレーの大理石です。その中に濃いグレー、または茶色のラインが入っています。柄の入り方がランダムで、多く入っている場所があれば、ほとんど無い所もあります。曇り空を写し取ったような、ぼかし模様もあります。この模様から、コスミックの名前が付いたのかもしれませんね。地色と言えるものは無く、全体にグレーの濃淡が、あるように見えます。キズは、さほど多くありません。天然大理石の欠点である、酸やアルカリに弱いです。吸水性も高く、水濡れを放置すると、シミが付いてしまいます。薄めの色なので、シミは目立ってしまいます。デリケートな石ですが、磨くと非常に綺麗なツヤが出ることから、昔から重宝されています。

留意点

水分に気をつける

吸水性が高いので、水周りに使用するときは、コーティングを施したものを、使ってください。薄めの色なので、キッチンの天板でも似合いますが、果物の果汁が付いただけで、割と短時間でシミになってしまいます。また、コーヒーなど色の濃い液体をこぼすと、もっとひどい色じみになります。シミが付いて、ざらざらした感じになってしまうと、再び研磨しないと、もとの鏡面は戻ってきません。専門家に任せるのが、一番ですが、自分でもできないことはありません。この時、大理石専用の道具を使わないと、反対に傷をつけてしまいます。

適した製品

モザイク

グレー系の大理石は、何種類かあります。濃いグレーの大理石と組み合わせて、モノトーンのモザイクの材料にします。また、広い場所でしたら、市松に並べた床など、とてもおしゃれで、モダンな感じになります。洗練された雰囲気が、その場に広がるでしょう。

内装材

建築物の壁に使われます。薄めのグレーですので、室内が暗くなることもなく、落ち着いた空間を演出するのに、最適です。しかも、他のインテリアの色を、邪魔することなく、逆に引き立ててくれるでしょう。素晴らしい、脇役に徹してくれます。

まとめ

温州ミカンの名前の由来の地があり、紹興酒の発祥の地もある浙江省。大理石の名前の元になった場所もあります。中華人民共和国からやってくるコスミックグレーは、建物の内外を、生活空間を素敵に彩ってくれています。小物使いでも、様々な製品が作られるといいですね。

参考価格(㎡単価、消費税別、運賃別)

300角…12000円
400角…12000円

2017年3月のしらべ