グレーの大理石アラベスカートオロビコグレーのご紹介

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アラベスカートオロビコグレー(Arabescato Orobico Grey)のしらべ

大理石のアラベスカートオロビコグレーは、グレーの肌地に赤茶色の流れ柄が入る石材です。グレー地の落ち着いた色地であることから、同じアラベスカート種の石材と比べるとやや控えめな印象を与えます。このページでは、赤茶色の流れ柄がアクセントとなる、アラベスカートオロビコグレーについてご紹介します。

 原産地

大理石のアラベスカートオロビコグレーは、イタリア北西部に位置するロンバルディア州のベルガモ県のカメラータ・コルネッロで採掘されています。ロンバルディア州は、イタリア国内で最大の人口を誇り、また州の面積は、国内の2番目の広さを有するところです。

この州の地勢には大きな特徴があり、北部には州内で最高峰を誇るベルニナ山脈が聳える山岳地帯、その南側に広がる氷河期に形成されたモーレンという丘陵地帯、また肥沃な土地を有する小麦栽培が盛んなロンバルディア平野と、州内は大きく分けて3つの地勢に分類することができます。

ミラノ市から東側に約40キロ離れたベルガモには、クレスピ・ダッダという三角地帯に形成された労働者の街が広がっています。これは19世紀に、イタリアの資本家・クレスピ・ダッタという人物が紡績工場を建設するにあたり、労働環境を整備するため、集合住宅、学校、病院などの施設を整備したことに起こる企業都市です。1995年にはユネスコの世界遺産に登録されました。


特徴

本磨き

  

アラベスカートオロビコグレーは、グレーの肌地に濃淡の激しい赤茶色の流れ柄が入る大理石です。同じアラベスカート種のオロビコピンクと比較すると字義通り、沈んだ色地の特徴を成すことから、空間内に落ち着いた雰囲気をもたらしてくれます。しかしながら各石材によって流れ柄や色調などにバラツキが生じるために、実際に貼り合わせを行う際には、全体の色柄を調整しにくい石材でもあります。

アラベスカート種の石材は、市場に流通するものの多くが、表面を鏡面状に仕上げた本磨き加工が主流となります。グレーの色地と暖色系の流れ柄が入るこの大理石は、シックな空間を演出するには、最適の石材と言えるでしょう。

留意点

アラベスカートオロビコグレーの留意点についてご説明します。

天然の大理石のため

天然石の大理石のため、各石材によって流れ柄の方向や色地、形状にバラツキが生じます。実際に施工する際には、あらかじめ仮並べを行い、全体のバランスを整えてから施工してください。また石材によっては、ピンホールや亀裂などの空隙を埋めた補修跡が見られる場合がございます。

吸収性に注意

大理石は吸水性のある性質を持ち併せております。水を吸収しますと、変色や退色などの原因にもつながりますので、使用場所にはくれぐれもご注意ください。本磨き加工の石材は、水に濡れますとたいへん滑りやすくなります。また水まわりでのご使用は、石表面に施した光沢が落ちるなどの症例が現れますので、くれぐれもご注意ください。

凍結・耐酸性に注意

大理石は耐酸性の性質を持ち併せておりません。酸性洗剤のご使用や酸拭きなどでお手入れを行わないように、くれぐれもご注意ください。また寒冷地の屋外にご使用になりますと、凍結の恐れがありますので注意が必要です。

使用場所

おもに室内の壁材や床材として利用されています。おもに屋内の壁面や床材として使用されています。また同じアラベスカート種の大理石には、洗面台やキッチンカウンターの天板などにも利用される石材があります。

まとめ

イタリア北西部のロンバルディア州・ベルガモ近郊から採掘されるアラベスカートオロビコグレー。同じアラベスカート種の大理石と比べると、控えめで落ち着いた印象を与えてくれる大理石です。グレー地と暖色系の流れ柄が織り成すこの大理石で、ぜひシックな空間を演出してはいかかでしょうか。

参考価格(㎡単価、消費税別、運賃別)

受注輸入製品価格…80000円以上