イタリアの大理石ビアンコカララのご紹介

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ビアンコカララ(Bianco Carrara)のしらべ

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白系大理石の代表とも言われている種類の大理石のご紹介です。ミケランジェロのダビデ像もこの大理石を使って作り出されています。大理石模様と言えば、このビアンコカララを、模したものと言っても過言ではありません。誰もが大理石を思うときに、頭に浮かぶ模様の大理石です。

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原産地

この大理石のビアンコカララは、地中海の一部であるティレニア海に面する、イタリア共和国中部のトスカーナ州マッサ=カッラーラ県のカッラーラで産出されます。

ルネッサンスの中心地トスカーナ州は芸術都市のフィレンツェが州都です。数多くの世界遺産や、糸杉が連なる丘陵地帯の美しい自然景観が望める場所です。一年を通して観光客が絶えない所で、古くからのお祭りも多く行われています。主な産業は、農業でオリーブや小麦が栽培されています。また、名高い赤ワインが数多く生産されている地域でもあります。

特徴

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本磨き

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水磨き

大理石の定番とも呼ばれるビアンコカララは、白地に灰色が縞のようにまざりあっています。採石場によっては、色や模様が大きく異なり、淡い黄色の線が入っていることもあります。

産出量は多く、切り出される大理石の平均的なサイズは、大きいものがたくさんあります。その点から、色や柄および地色の白さで、グレードがずいぶん変わります。日本に輸入されるビアンコカララはビアンコカララCとか名前がついているものもあります。これはイタリアでビアンコカララのランクを分けているからです。AとかBというのは数少なく彫刻用に使われることなどが多く日本に輸入されることはまずありません。このAとかBは純白でグレーの柄がほとんどありません。次のCランクから日本に輸入されています。その次はDランクなのですがDはかなり地色がグレーで人気がありません。その中間のCDというクラスが規格品で輸入されています。

要するに高級品から、一般品まであるということです。他の大理石に比べて、比較的硬い種類なので、彫刻やパンこね台とかによく使われます。

留意点

ビアンコカララで注意したいのは、汚れとその手入れです。

湿気によるよごれ

大理石なので水分を吸収しやすいので、濡れたまま放置すると、カビやコケが生える事があります。

お手入れで注意したいこと

ある程度の汚れは洗剤で落とすことができますが、酸性又はアルカリ性に弱いので、中性の洗剤等を使うことが大事です。また、金属のタワシなどでこすると、キズがつきますので、あまり硬いものでお掃除はしないほうがいいようです。

適した製品

パンやピザをこねている台を見たことはありますか?ビアンコカララはそういうテーブル台に使われています。

のし台、こね台

パン生地や麺をこねるための台です。適度な吸水性を利用することで、生地がベタつくことがないので重宝されています。加えて、熱を伝えにくいということも、生地を作るうえで大事な利点です。言うまでもなく、使ったあとはお手入れを忘れないことです。

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インテリア小物

比較的安価なものもあるおかげで、ペーパーウエイトや花瓶などに加工されます。大理石がいっそう身近に感じられます。

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庭小石

グレードの高いものを切り出すときにたくさんの砕材が出ます。それを、同じくらいの大きさにそろえて、小石状にしたものを庭のアクセントに使ったりできます。

ペットのクールマット

近年のペットブームで大理石を利用して、ペットのためのクールマットが、多く売られています。とてもひんやりしていて、夏の熱中症予防に適しています。柄の多い部分を使えば、汚れも目立ちにくいです。また、ノミやダニの繁殖も無いので、清潔です。

ビアンコカララの大理石モザイク

大理石のモザイクがインテリアに人気があります。その中でも基本になる石がビアンコカララです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

名前は知らなくても、大理石と言えば「これ」と、さし示されるような、誰もが知っている大理石の代表選手的なビアンコカララ。さまざまなグレードがあるおかげで、比較的誰でもが手に入れやすく、大変親しみ深い大理石です。ちょっとした室内装飾にも使えるのがいいですね。

参考価格(㎡単価、消費税別、運賃別)

本磨き
300角…10000円
400角…10000円
300×600…15000円
600角…20000円

水磨き
400角…12000円

2017年3月のしらべ