白い大理石バルカンホワイトのご紹介

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バルカンホワイト(Balkan White)のしらべ

大理石のバルカンホワイトは、ほのかに濁った白系のベース地に、うっすらと斑紋様が流れる石材となります。加工方法により、石表面に現れる紋様に違いが生じる、表情の違いを味わうこともできる大理石です。このページでは、淡い白系の色地が特徴的な、大理石のバルカンホワイトについてご紹介します。

原産地

大理石のバルカンホワイトは、ギリシャ北東部に位置する東マケドニア・トラキア地方のタソス県で採掘されています。東マケドニア・トラキア地方は、ブルガリア南東部、トルコ西部、ギリシャ北東部の3ヵ国にまたがる、バルカン半島南東部の一帯を呼ぶ際の歴史的地域名です。

タソス島は、ギリシャ領内のエーゲ海最北部に位置する島で、島内では、温暖な地中海性気候を利用して、オリーブ、ワインの栽培が盛んな他、牧畜や漁業などが産業の中心となっています。

タソス島およびその一帯は、大理石の名産地としても知られており、白系の美しい大理石であるバルカンホワイト、タソスホワイトをはじめ、同地方のドラマ県でも、ボラカスホワイトという大理石が採掘されています。このようにタソス島およびその周域は、良質な石材が採掘される、大理石の産地として世界中に知られています。

特徴

本磨き

大理石のバルカンホワイトは、白系の肌地をなす石の表面に、斑紋様がうっすらと流れる石材です。また加工方法により、表面の紋様に違いが生じるため、石の表情を楽しむこともできます。その種類には、淡い雲のような模様が表面に現れる板目加工と、ライン柄の流れ具合が特徴的な柾目加工の2つのタイプが存在します。

原石のサイズが大きく、色調の揃った石種ともなるため、おもにビルや施設などの大型施設などに利用されています。ブルーがかった淡い白系のベース地が非常に美しく、やわらかな雰囲気のある空間を演出するには、最適の大理石といえるでしょう。

留意点

バルカンホワイトの留意点についてご説明します。
色調や模様などのバラツキに注意

バルカンホワイトは、各々石材により色調や模様などにバラツキが生じる場合があります。そのため、実際に施工する際には、あらかじめ各石材を仮並べするなどして、全体のバランスを確認したうえで、貼り合わせを行ってください。また屋外などに利用した場合、経年変化で退色することがありますので、ご注意ください。

吸水性に注意

大理石は吸水性を有する石材です。屋外や水まわりでご使用になった場合、水濡れや雨水が原因となり、シミや汚れなどの症例が現れる場合もございます。また本磨き加工を施した石表面が水に濡れますと、たいへん滑りやすくなりますので、ご使用になる環境下の適正を見極めたうえで、ご利用なさってください。

耐酸性に注意

大理石は耐酸性の性質を持ち併せておりません。酸性洗剤のご使用や石本体が酸に侵されますと、変色や退色などの原因に繋がりますので、お手入れの際は、酸性質のものをご使用にならないように、ご注意ください。

使用場所

おもに屋内の内壁・内床に使用されており、国内では、住宅兼商業施設やオフィスビルの壁面に利用される大理石です。

まとめ

ギリシャのタソス島で採掘される大理石のバルカンホワイト。ブルーがかった淡い白系の肌地が、涼やかで優しい印象を与える大理石です。また加工方法により、石表面に現れる紋様に違いが生じるため、石の表情を楽しめる石材でもあります。そのやわらかな色地に特徴があるバルカンホワイトで、安らぎのある空間を演出してみてはいかがでしょうか。