アズールアクアマリーナ ブラジルのブルーの宝石のような大理石のご紹介

アズールアクアマリーナ(Azul Acquamarina)のしらべ

一攫千金を夢見た人々が通り過ぎて行った地に、淡い青味のある大理石が眠っていました。
大地に埋もれている宝は、金やダイヤモンドだけではありません。
海から離れた内陸の地から採石される、海の青さと名前を持つ大理石のアズールアクアマリーナも地球の恵みの一つです。

「アズール アクアマリーナ」の原産地

ブラジル連邦共和国エスピリトサント州のカショエイロ・ジ・イタペミリンに「アズール アクアマリーナ」の採石場があります。州の南部に位置し、この地域の中心的都市です。街の北側には数多くの採石場があり、ブラジル国内での大理石や花崗岩(御影石)、石灰岩などの石材採石の中心的な地域であり、大理石に於いては国内のおよそ80%を占める産出量を誇っています。

この街はイタペミリン川の周辺に栄えていて、古くはもっと内陸の地に金を探しに行く冒険家たちの補給や休息を与える、中継地点としての役割を果たしていた街でした。しかし、金の採掘は長く続きませんでした。その後、この地域の経済はコーヒーやサトウキビの栽培によって支えられていました。この街からは俳優や作家など様々な著名人が輩出されていますが、特にブラジル音楽の王様と言われる国民的歌手のロベルト・カルロスが有名で、彼がこの街を題材にした歌を歌ったことで街の名が全国的に広まったと言われています。

「アズール アクアマリーナ」の特徴

本磨き

本磨き

この大理石は内陸の山で採石されていますが、美しい海の意味を含む名前が付けられています。アズールとは薄い青、または水色を指すポルトガル語です。アクアマリーナはアクアマリンと言う宝石の名前のことですが、アクアはラテン語で水を表し、マリンは海に関する物事を表す単語です。
従って「アズール アクアマリーナ」とは青い海と言うような意味合いのある名称となっています。ブラジルは宝石のアクアマリンの世界的な産出国で、淡い水色をしています。

「アズール アクアマリーナ」は、その名の通り、薄い青味のある大理石です。グレーの模様が波のように大きく流れる感じに入っていて、太陽系の一番外側にある海王星の表面の画像に似た感じの模様になっています。
グレーのそばに黄色味を帯びた部分が柄となって入っている場所もあります。大きいサイズの石材を見るとわかりますが、模様が大きい為にタイル状などの小さめの石材になると色や模様の違いが出てきます。

「アズール アクアマリーナ」を取り扱う時の留意点

大理石はデリケートです

服や自動車などでも同じですが、薄い色は汚れが付着すると量が少しでもとても目立ちます。薄い水色のような色は、清潔感もある色なので余計に気になるのではないでしょうか。そして、大理石は酸やアルカリと言った化学作用に弱い性質を持っています。例えば、柑橘系の果物の果汁が付いたままにするだけでもシミになってしまいます。少しでも汚れが付いた時には、早急に取り除くのが一番美しさを長持ちさせる秘訣です。

色味の違い

「アズール アクアマリーナ」は、名実ともに薄目ですが青い色の石です。石材としては希少な色なので、使う場所によっては素晴らしい効果のある石と言えます。しかし、自然の産物なので、全てが美しい青とは言えず、模様や柄も入っているので、サイズの小さい石板では色に違いが出てくる可能性が大きくなります。美しい水色一色になる事もありますが、黄色味を帯びた部分が真ん中にあると随分と印象が変わります。また、大きな模様の中心部分では白っぽくなる事もあります。このような事を念頭に入れ、広い範囲に使われる場合には特段の注意が必要となってきます

「アズール アクアマリーナ」に適した製品

内装材として

壁や柱に使われます。薄い青は清らかな色ですが、使い方次第では冷たい感じもします。ツヤのある美しい鏡面であれば、照明の色を反射して暖か味のあるイメージも作り出せます。テーブルや椅子などの調度品がどんな色でも競合することなく、調和のとれた空間になるのではないでしょうか。

また、オブジェや絵画などの様々なインテリアを引き立たせてくれる色合いなので、相対する色がどんな色でも対処できると言えます。もちろん天然石の持つ高級感も最高の素材と言える.要因となるでしょう。

調度品

カフェテーブルやショップのカウンタートップに使われます。大理石のテーブルは高級感がありますが、「アズール アクアマリーナ」は上品な色合いで、更にその上を行くことの出来る家具と言えるのではないでしょうか。宝石のアクアマリンに似て、淡い青に見える「アズール アクアマリーナ」の調度品は、その場の空間をエレガントで落ち着いた雰囲気にしてくれるでしょう。

「アズール アクアマリーナ」のまとめ

アクアの名前が付いていますが、春霞の薄い雲がかかった青空のようにも見えます。グレーの大きな模様は流れる雲の様でもあります。海の色は空を写し取った色だとも言われています。

そのような色を持つ大理石が大地の奥深くに眠っているのは、なんだか不思議ですね。金やダイヤモンドとは違う、空間を彩ることのできる宝を掘り出した先人達は、その技を誇りにしてよいのではないでしょうか。

参考価格(㎡単価、消費税別、運賃別)

受注輸入製品価格…700,000円以上

2020年7月のしらべ