紫の大理石ロッソレバントのご紹介

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ロッソレバント(Rosso Levanto)のしらべ

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ロッソレバントは産地の名をとってエラズーレッド、エラジグレッドとも呼ばれている大理石で、赤紫色の肌地に、白帯の筋が流れ色調にバラツキの生じる石材です。このページでは、トルコ産の大理石であるロッソレバントについてご紹介します。

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原産地

ロッソレバントの原産地は、トルコ東部に位置する東アナトリア地方のエラズー県アルカカヤで採掘されています。県都となる都市エラズーは、標高1000m以上の平原地帯に広がっており、1970年代以降に急速に発展した、人口およそ33万人(2010年付)にのぼる都市です。

エラズー県は、県域のおよそ10パーセントが自然湖で占められており、その北側には、ペルシア湾に注ぐ国際河川ユーフラテス川の水源を含くむ地です。1970年代以降のダム建設やその関連産業などの開発によって、急速な都市化が進みました。また、このダム建設により、多くの村と農地が水没しています。

エラズー県は、セメント業の他に、豊かな土壌を有することから、クロムなどの鉱物資源が豊富に埋蔵されています。またワインに用いるブドウ栽培が盛んで、赤ワインの生産地として国営のブドウ園が広がっています。

特徴

本磨き

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本磨き

トルコ産の大理石のロッソレバントは、赤紫の肌地に白状の帯柄が流れる大理石です。石表面には、大小さまざまな黒い玉柄が入る場合もあり、赤紫の鮮やかな色地に黒色の玉模様が混入しないタイプが、良質な石材として重宝されています。また市場に流通するものは、石表面を鏡面状に仕上げた本磨き加工が主流となります。

以前はイタリア産のロッソレバントがよく輸入されていたのですが、最近はトルコ産のロッソレバントが安定しているためトルコ産を輸入するところが多いようです。

留意点

ロッソレバントの留意点についてご説明します。

各石材の色調や模様などのバラツキに注意

天然石のために、それぞれの石材には色調や紋様などにバラツキが生じます。また石材によっては、細かい亀裂が入っている場合もあります。そのために施工の際には、あらかじめ仮置きするなど、各石材の組み合わせに配慮しながら、ご利用なさってください。

変色・退色に注意

大理石は吸水性のある石材となります。また屋外や水回りなどでのご利用の場合、水濡れなどにより、石表面が退色する場合がございます。また本磨き加工を施した石材を屋外でご利用になりますと、石表面がたいへん滑りやすくなりますので、注意が必要です。

耐酸性の性質を備えていない

耐酸性の性質を持ちあわせておりません。そのために、酸洗いや酸性洗剤をご使用になると、その表面が酸に侵されダメージを受けます。また凍結の恐れのある環境でのご使用はお避け下さい。

使用場所

おもに屋内の壁面やエントランス部の床材などに利用されている石材です。赤紫の色地と白の帯柄がたいへんに鮮やかに映える、高級感のあふれる空間を演出します。

まとめ

トルコ東部のエラズー県で産出されるロッソレバント。赤紫の色地と鮮やかな白帯の柄が流れるこの石材は、見た目にも高級感のある華やかな印象を与えます。ロッソレバントには、同じ石種のトルコ産とイタリア産とが存在します。それぞれは異なる大理石となりますのでご注意ください。

参考価格(㎡単価、消費税別、運賃別)

400角…30000円

2017年3月のしらべ