黒御影石ジンバブエのご紹介

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ジンバブエ(Zimbabwe)のしらべ

建築用の黒御影石の代表とも言われている、遥かアフリカの南部からやってくる御影石があります。その名はジンバブエと言い、またの名をジンバブエブラックと言います。模様のほぼ無い真っ黒な石です。

原産地

アフリカ大陸の南部にジンバブエ共和国があります。南アフリカのすぐ北に位置します。その首都になるハラレ市が御影石のジンバブエを産出する所です。高層ビルが立ち並ぶジンバブエ随一の都市です。イギリスの植民地時代にはソールスベリと呼ばれていました。今でも、植民地時代の名残を残す町並みが見られます。標高1,500mの高地にあり、緯度が低い割には涼しい地域です。郊外にはチレンバ・バランシング・ロックと言うジンバブエドルにも印刷されている、おもしろい巨石があります。主要言語はショナ語で、ハラレとは「眠らない街」を意味します。高い教育水準を保ち、有名なスポーツ選手も輩出しています。

ジンバブエドル紙幣

チレンバ・バラシング・ロック

特徴

本磨き

ジェットバーナー仕上げ

ジンバブエは地質学上では火成岩になります。建築用では広く使われている黒御影石です。石目が小さく、模様はほとんどありません。また、石の質も安定しています。黒の御影石の中では、世界中で最も生産量の多い石です。模様が無いということは、御影石によくある石英や長石、雲母があまり入っていないと言うことです。したがって劣化に強く、吸水性も低いよい品質の石材を求めることができます。また、ほぼ黒一色なので、使う場所を選ばないのも人気がある理由の一つです。建造物だけでなく、家具や置物などあらゆるところで使われています。しかし、黒と言う濃い色なので、傷が付いた時は目立ちやすいのが欠点ではあります。

表面の仕上げについて

基本的に御影石には表面を研磨した「本磨き仕上げ」と、表面の鉱物をバーナーで高温にして飛ばす「JB(ジェットバーナー)仕上げ」があります。

本磨き仕上げは年月が経っても光沢が落ちにくいため外壁などに適しています。JB仕上げは表面に凹凸があり、ザラザラしているので滑りにくく、床材などに適しています。JB仕上げにすると本磨き仕上げに比べて色味が薄くなります。

この本磨き仕上げとJB仕上げの両方を使用して、壁面や床面をデザインすることができます。

留意点

黒一色と言うことで、気をつけなければいけないことがあります。

深みがあり、重厚な高級感もある黒御影石ですが、傷が付くと非常に目立ちます。鏡面加工でしたら、特に目立ってしまいます。床に使う時などは、どうしても傷が付きやすくなってしまいます。この場合、表面の加工をバーナー仕上げや、ウォータージェット仕上げと言った、ツヤ消しのタイプにすれば問題はほぼ解決します。しかも滑りにくくなるので、一石二鳥です。しかし、ツヤ消しにすると色が白っぽくなってしまいますので、使う場所によって使い分けると良いでしょう。

適した製品

黒御影石はどこに使っても重厚で、高級なイメージを出すことができます。

建築物の内外に

生産量も多く、お手頃な価格で建築物の壁や床に使われています。耐久性も高く、水を吸うこともほとんどないので、ビルの外壁など屋外に使っても大丈夫です。また、床に使う時は表面加工の種類を変えて、ジンバブエだけでモザイクのようにすることもあります。

小物でも十分存在感があります

オーディオボードやカウンタートップ、また、置物も作られています。深みのある黒一色なのでどんな場所でも邪魔をせず、かえって粋な高級感を与えることが出来ます。引き締まった空間を作り出す、一因となるでしょう。

まとめ

原始の大地、アフリカの南部の山から切り出され、世界中で人気の高いジンバブエです。黒い御影石は主役を張ることもできますが、素晴らしい脇役で使うこともできます。まだまだ新しい使い方が見つけられるといいですね。

参考価格(㎡単価、消費税別、運賃別)

本磨き、ジェットバーナー仕上げ共

300角…20000円
400角…20000円
300×600…20000円

2017年3月のしらべ