スペイン産の白御影石ホワイトパールのご紹介

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ホワイトパール(White Pearl)のしらべ

太古の昔から珍重されてきた真珠は、その美しさから様々な別名を持っています。「人魚の涙」「月のしずく」など、昔の人たちは海が育てた宝をそう呼んで大事にしてきました。そんな海の宝の名前が付いた清楚な白御影石があります。ヨーロッパの山から切り出されている真珠の輝きを持つ御影石のホワイトパールをご紹介します。

原産地

スペイン王国の中央部はカスティーリャ地方と呼ばれています。イベリア半島の大半を治めていた王国の名前です。ヨーロッパは古代から中世にかけて、様々な国が興っては衰退してきました。この地方には、幾多の戦いの名残とも言える城塞や堂々たる城が数多く残されています。また、美しい大聖堂を備えた教会も多くあり、スペイン国内の文化財の大半がこの地域に集中しています。多くの博物館や美術館もあり、国内外からの観光客が絶え間なく訪れています。

特徴

本磨き

白御影に分類される御影石ですが、大きなサイズの石材を見るとグレーに見えます。白と灰色のまだら模様の中に、黒い粒子がたくさん入っている為に離れて見ると全体的に薄いグレーに見えるようです。砂の様な柄で、緻密な石です。吸水率も低く、屋外の使用にも十分耐えることができる石材となっています。パールの名前を持つ通り表面が光を反射してキラキラと輝きますが、これは構成物質の雲母(うんも)の煌めきです。雲母は昔から「きらら」または、「きら」と言う呼び名があるくらい光によく反射します。屋外に使われている場合は、太陽の光に反射してとても綺麗に見えます。

留意点

正しいお手入れで美しさを長持ちさせましょう。

一般に御影石はお手入れが簡単だと言われることがあります。確かに緻密で化学作用や季節変化に強く、劣化しにくい素材です。しかし、天然の石ですので様々な事にまったく影響を受けないわけではありません。日頃のちょっとしたお手入れで、御影石の持つ美しさを長く保つことができます。通常のお掃除は柔らかい布で水拭きをする程度で十分です。汚れがひどい時には中性洗剤を使用して、その後、洗剤成分を十分に拭き取ってください。洗剤成分が残るとシミの原因になってしまいます。

表面の仕上げについて

基本的に御影石には表面を研磨した「本磨き仕上げ」と、表面の鉱物をバーナーで高温にして飛ばす「JB(ジェットバーナー)仕上げ」があります。

本磨き仕上げは年月が経っても光沢が落ちにくいため外壁などに適しています。JB仕上げは表面に凸凹があり、ザラザラしているので滑りにくく、床材などに適しています。JB仕上げにすると本磨き仕上げに比べて色見が薄くなります。

この本磨き仕上げとJB仕上げの両方を使用して、壁面や床面をデザインすることができます。

適した製品

上品な白御影石を生活空間に取り入れる。

オブジェ
御影石は硬く緻密な石なので加工は難しいと言われますが、様々な置物や照明器具などが作られています。大きな石材の表面の研磨など大まかな事は機械が行いますが、細かな細工は今でも職人の手による作業です。最近では洋風な建物にもマッチするモダンでスタイリッシュな彫刻製品が作られています。ホワイトパールの白い色はどこに使ってもその場の雰囲気に溶け込むのではないでしょうか。

建築物の装飾
階段の手すりや柱の一部、また、床等をモザイクで飾るために使われます。日光だけでなく屋内の照明でも光を反射してきらめくので、白い色と相まって上品な中にも華やかな雰囲気も持てます。また、ホワイトパールの白い色は照明の色をそのまま反射するので、照明の色で屋内空間のイメージが変わり多様な表情を持つ空間になるでしょう。

まとめ

一般に御影石と言われる岩石は学問上では花崗岩です。花崗岩は何種類かの鉱物で出来ています。その中に雲母があります。英語やラテン語でも雲母は「輝く」と言う意味を持っています。お天気の良い日に御影石の石垣等を見ると、キラキラと光るのを見ることができます。ホワイトパールなどパールの名を持つ御影石はこの煌めきが多く見られます。御影石は美しい石材ですね。