インド南部の白御影石チダホワイトのご紹介

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チダホワイト(Chida White)のしらべ

御影石としては一風変わった外見の石が、熱帯地方の山から切り出されています。流砂の中に赤い小さな結晶が散らばる様な、ちょっとお洒落で、小粋なイメージを持つチダホワイトと言う名の白御影石です。

原産地

インド共和国の南東部にあるアーンドラプラデーシュ州に、御影石のチダホワイトの採石場があります。インドにはたくさんの聖地がありますが、この地には世界でもトップクラスの巡礼地があります。ティルパティと言う都市でヒンドゥー教の美しい寺院が多く建立されています。一年を通して国内外からの巡礼者が途絶えることなく参拝しています。ティルパティは日本で言う門前町として、古くから発展してきた街です。また、芸術的にも一見の価値がある寺院群を見る為の観光客も世界中から訪れています。

特徴

本磨き

白地に赤や赤紫の点をちりばめたような御影石です。大きな石材では、大理石の様な薄いグレーの流れ模様が大きく入っているのが見られます。「ホワイト」の名が付いていますが、数種類の色が入っていることから白御影石としてだけでなく、マルチカラーと分類されることもあります。このことから、少し変わった御影石と言われることがあります。赤や赤紫の結晶は柘榴石(ガーネット)です。御影石は構成物質に様々な鉱物が含まれるので、単体であれば宝石になるような石が入っていることもあります。とても緻密な御影石で、吸水率も非常に低く良質な石材と言えます。

留意点

御影石は様々な作用に強いですが、弱点もあります。

御影石は酸やアルカリなどの化学作用や耐水、耐熱にも強い性質を持っています。また、季節変化にも強く、昔の道祖神や道しるべなどを見てもわかるように、御影石が劣化をはじめるのは数百年の時間がかかります。このように強い素材ですが、炎だけには弱い点が挙げられます。この弱点は、御影石を構成している物質の熱に対する膨張率の差を利用した表面加工に利用されています。しかし、このような場合を除いては炎が当たると割れてしまう事がありますので、使用場所には注意が必要です。

表面の仕上げについて

基本的に御影石には表面を研磨した「本磨き仕上げ」と、表面の鉱物をバーナーで高温にして飛ばす「JB(ジェットバーナー)仕上げ」があります。

本磨き仕上げは年月が経っても光沢が落ちにくいため外壁などに適しています。JB仕上げは表面に凸凹があり、ザラザラしているので滑りにくく、床材などに適しています。JB仕上げにすると本磨き仕上げに比べて色見が薄くなります。

この本磨き仕上げとJB仕上げの両方を使用して、壁面や床面をデザインすることができます。

適し

表面の仕上げについて

基本的に御影石には表面を研磨した「本磨き仕上げ」と、表面の鉱物をバーナーで高温にして飛ばす「JB(ジェットバーナー)仕上げ」があります。

本磨き仕上げは年月が経っても光沢が落ちにくいため外壁などに適しています。JB仕上げは表面に凸凹があり、ザラザラしているので滑りにくく、床材などに適しています。JB仕上げにすると本磨き仕上げに比べて色見が薄くなります。

この本磨き仕上げとJB仕上げの両方を使用して、壁面や床面をデザインすることができます。

適した製品

空間をお洒落に

天板
キッチンやカウンターのトップに使われます。白地のさわやかな感じと、赤いドット模様がエレガントなイメージを出して室内の雰囲気を華やかに演出してくれます。鏡面加工したツヤのある表面に照明の光が反射して煌めく様は、人工的に作り出せるものではありません。天然石だからこその美しさでしょう。

内装材
壁や床に使用されます。御影石は化学作用や水分にも比較的強いので、バスルームにも使われます。床に使う石材は水濡れで滑らないように、ツヤをおさえて表面を少しザラつかせたものを使用します。壁にはチダホワイトの特徴的な柄を生かせる鏡面加工の物も使えます。清潔感のある白と赤い結晶の柄で、ゴージャスなバスルームが作り出せるのではないでしょうか。

まとめ

御影石のチダホワイトの採石場の近くには、太古に形作られた巨大な石のアーチを見ることのできる場所があります。このような石のアーチは、世界でも数か所にしか存在しません。チダホワイトも石のアーチも大自然が悠久の時間をかけて作り出したものです。素晴らしい大地の恵みを大事に使っていきたいですね。