白い御影石ホワイトインディアのご紹介

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ホワイトインディア(White India)のしらべ

とても良い脇役になりそうな御影石があります。白系のホワイトインディアと言う御影石です。目立つ色ではないので、どんな色を持ってきても引き立たせることができる石材です。インドの南端から切り出されています。

原産地

インド亜大陸の南端にあるタミル・ナードゥ州はたくさんの神様がいる土地です。神話の時代から語り継がれてきた神様やキリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教など様々な寺院や教会が建立されています。中でも、ヒンドゥー教の寺院は極彩色の幾重にも重なるような門と、美しいお寺で、巡礼者はもとより世界中から観光客も訪れています。観光客といえども、その宗教に敬意を示し、ある程度は正しい礼拝の方法が求められています。厳格な寺院では、巡礼者以外は入ることを許されない所もあります。しかし外観だけでも一見の価値のある建物がたくさんある地域です。

特徴

本磨き

ジェットバーナー仕上げ

白い地色の中に黒や灰色の粒が入っています。鏡面仕上げでしたらドット模様のような柄がよくわかりますが、バーナー仕上げになりますと薄いグレーの均一な柄に見えます。しかし、仕上げの違いによる色の差はあまり見られません。黒い粒子は黒雲母の色で、流れるように並んで入っている所もあります。柄の違いはさほどありません。石目は小さく、硬く吸水率も低い御影石で、季節変化にも強い種類です。屋外でも十分使えますが、色が白いと言う点では注意が必要です。

表面の仕上げについて

基本的に御影石には表面を研磨した「本磨き仕上げ」と、表面の鉱物をバーナーで高温にして飛ばす「JB(ジェットバーナー)仕上げ」があります。

本磨き仕上げは年月が経っても光沢が落ちにくいため外壁などに適しています。JB仕上げは表面に凸凹があり、ザラザラしているので滑りにくく、床材などに適しています。JB仕上げにすると本磨き仕上げに比べて色見が薄くなります。

この本磨き仕上げとJB仕上げの両方を使用して、壁面や床面をデザインすることができます。

留意点

表面の種類で使い分ける。

鏡面加工

美しいツヤのある表面を持たせた加工では、その御影石の色や柄を一番はっきりと出すことができます。建築材では壁に使われることが多いです。しかし、ツルツルの表面ですので床材には不向きになります。水に濡れた場合に滑る危険性があります。

ツヤを消した加工

ツヤ消しの加工は様々な方法がありますが、全体に言えることは表面がザラついていることです。このような加工では水濡れしても滑る危険が少ないので、床に使うこともできます。石段や石畳などもこのような加工が施されています。

適した製品

均一に近い柄と薄い色でどこでも使えます。

建築用

建築物内外の壁や床に使われています。黒や赤など濃い色の石と組み合わせて、モザイク模様を描き出された床などは、とてもお洒落で洗練された空間を作り出しています。ビルなどの大型建築物の柱を飾る羽目板にも利用され、高級感を引き出してくれます。

天板

キッチンだけでなく洗面台の天板にもホワイトインディアが使われます。色が白いので清潔感があり、エレガントな雰囲気になります。水濡れにも強い御影石ですが、撥水加工を施すと美しさが長持ちします。また、お手入れも簡単になるようです。

まとめ

見まわしてみると、そこかしこに御影石は使われています。日常的に使われている御影石ですが、それぞれに名前があり、遠い国で切り出された石もあります。その中の白い御影石はホワイトインディアかもしれません。様々な場所で使われている御影石の中から、ホワイトインディアを探してみるのも楽しいかもしれませんね。

参考価格(㎡単価、消費税別、運賃別)

本磨き、ジェットバーナー仕上げ共

300角…18000円
400角…18000円

2017年3月のしらべ