茶系の御影石タンブラウンのご紹介

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タンブラウン(Tan Brown)のしらべ

特徴的な色合いが魅力的な御影石のタンブラウンをご紹介します。インド亜大陸の南端に近い山から切り出されている、シックな御影石です。和風にも洋風にも使える人気のある石種です。

原産地

インド共和国の南にあるベンガル湾に面したところにアーンドラプラデーシュ州があります。ここは、最先端技術を駆使したIT産業が活発な所です。国内で1、2位を争う数の情報科学技術の企業があり、ソフトウエア等の輸出にも力を入れています。また、製薬産業の中心地で、インドの約半数の製薬企業が集まっている地域です。そして、日本の企業も数多く進出しています。これらの先端企業を支えるエネルギー産業も盛んで、風力発電に関してはインド1位の発電力を誇っています。そのようなアーンドラブラデーシュ州から2014年6月2日に分割されて29番目の州になったテランガーナ州のカリムナガルが産地となります。

特徴

本磨き

ジェットバーナー仕上げ

基本的には濃い褐色の御影石です。黒地に赤から茶色の柄と白い部分があります。独特の色調を持っているのが一番の特徴です。この複雑な模様の中にある赤い色が多い赤目と言われるものと、赤い部分の少ない黒目と言われる石があります。赤目と黒目では、見た感じがかなり違ってきます。石質は安定していて、色の割にはどこでも違和感なく使えることで人気のある御影石です。濃い目の色なので、表面加工の種類で色の雰囲気がかわります。ツヤを抑えた加工ですと、少し色が薄くなります。しかし、床などはこの加工を使えば滑りにくくなる利点があります。風化や劣化には強いので屋外でも使うことができます。

表面の仕上げについて

基本的に御影石には表面を研磨した「本磨き仕上げ」と、表面の鉱物をバーナーで高温にして飛ばす「JB(ジェットバーナー)仕上げ」があります。

本磨き仕上げは年月が経っても光沢が落ちにくいため外壁などに適しています。JB仕上げは表面に凹凸があり、ザラザラしているので滑りにくく、床材などに適しています。JB仕上げにすると本磨き仕上げに比べて色味が薄くなります。

この本磨き仕上げとJB仕上げの両方を使用して、壁面や床面をデザインすることができます。

留意点

一風変わった色合いだからこそ気をつけること。

少しの面でも色調が変わってきますので、床や壁など広い場所に使う場合は注意が必要です。タイル状のタンブラウンでも、均一の色にならないことがあります。赤味の強い部分と、黒っぽい部分に分かれたり、白い部分が多く入って柄が多少大きくなったりすることがあります。上下左右のバランスを見ながら、使う場所の雰囲気と合わすことにより、重厚な感じを併せ持つ高級感を作り出せるでしょう。また、濃い色ですので、鏡面加工の場合は傷が付くと目立つ可能性があります。

適した製品

建築物の内外に広く使われます。

床や壁に

マンションのエントランスやホテルの玄関の壁に使われる例があります。高級感があり、粋な色合いのタンブラウンは、お客様や、そこに住む人々を迎える場所にぴったりのグレードの高いお出迎えの空間を演出できることでしょう。

天板

高級なキッチンの天板に使われます。基本は濃い目の色なので、落ち着いた感じに仕上がります。吸水性が低く、酸やアルカリなどの化学作用にも強いので、お手入れも簡単です。そうは言っても天然の石なので、お掃除のときは中性洗剤を使うことをお勧めします。洗剤を使った後はしっかり洗剤成分を拭き取ってください。残るとシミになる場合があります。

まとめ

まるで油絵の一部分のような模様を持つタンブラウンです。独特の色調をうまく使いこなせれば、オリジナリティあふれる空間を作り出せるのではないでしょうか。アイディアを駆使し、知識と技術を磨いて、地球の宝物の一つ、御影石のタンブラウンを有効的に使えればいいですね。

参考価格(㎡単価、消費税別、運賃別)

本磨き、ジェットバーナー仕上げ共

300角…15000円
400角…15000円

2017年3月のしらべ