茶系の御影石ダコタマホガニーのご紹介

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ダコタマホガニー(Dakota Mahogany)のしらべ

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高級木材としてよく知られている、マホガニーと言う名を聞いたことのある人は、多いのではないでしょうか。とても美しい赤茶色をした木材です。その木材の名を戴く、御影石のダコタマホガニーをご紹介します。

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原産地

アメリカ合衆国の北部中ほどにある、サウスダコタ州チャールズミックス群のミルバンクがダコタマホガニーの故郷です。西側には、ロッキー山脈の山々がそびえています。ここには有名な「アメリカ合衆国で最も重要な4人の大統領の顔が彫られた山」があります。マウントラッシュモア国立メモリアルと言う場所です。どこにあるのかは知らなくても、山肌に彫り込まれた彼らの顔の写真は、見たこともあるでしょう。この山は花崗岩で出来ていて、御影石も花崗岩の一種なのです。また、ゴールドラッシュで知られたブラックヒルズ周辺には、豊富な地下資源も眠っています。

特徴

マホガニーの名前が示すように、赤みを帯びた石です。赤茶色を基本として、その中に黒やグレーまたは白い色が、点々と柄を作っています。濃い色なので、鏡面仕上げまで磨くと非常に綺麗な石です。御影石は産出される場所の条件で、性質が変わります。サウスダコタは乾燥地域なので、ここで切り出される御影石は、目が粗いものが多いです。したがって、若干の吸水性がみられます。しかし、おおむね硬い石の多い御影石の中でも、目が粗いと言うことで、加工は比較的容易になっています。

本磨き

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水磨き

表面の仕上げについて

基本的に御影石には表面を研磨した「本磨き仕上げ」と、表面の鉱物をバーナーで高温にして飛ばす「JB(ジェットバーナー)仕上げ」があります。

本磨き仕上げは年月が経っても光沢が落ちにくいため外壁などに適しています。JB仕上げは表面に凹凸があり、ザラザラしているので滑りにくく、床材などに適しています。JB仕上げにすると本磨き仕上げに比べて色味が薄くなります。

この本磨き仕上げとJB仕上げの両方を使用して、壁面や床面をデザインすることができます。

留意点

濃い目の色であること

天然石は意外とデリケートです。特に、鏡のようにツヤの出るまで磨いた物は、傷が付きやすいです。その上、傷が目立って汚れたように見えます。濃い色の石は、この点が顕著に見られ、色が白っぽくなってしまいます。このような状態にならないようにする為には、こまめなお手入れが必要になります。

目が粗い

御影石の吸水性は割と低いのですが、目が粗いと微細な隙間も多くあります。ダコタマホガニーはわずかながら吸水性がありますので、雨ざらしになるような屋外では撥水加工が必要です。

適した製品

ダコタマホガニーを使った製品には次のようなものがあります。

オーディオ スピーカー台

スピーカーの下に敷くことで、振動を抑え、音のキレが良くなります。また電気や磁力を通さないので、ノイズを拾うこともなく良い音質を求めることができます。粋な色合いで、見た目を重視することもできます。

表札

個人宅の顔である表札や、ショップのネームプレートに、格調高い色のダコタマホガニーが好まれています。また、加工が比較的容易なので、デザイン性の高いものを作ることができます。ただ、若干の吸水性がみられるので、美しい状態を長続きさせるために、表面をコーティングした製品をお勧めします。

天板

洗面台やキッチンシンク、カウンターにも使えて用途が広いです。

まとめ

ダコタマホガニーは、格調の高い色合いが人気の御影石です。濃い色の石は、周りの雰囲気を引き締めます。しかし、エンジ色から赤系の色があるおかげで、華やかな部分もあります。使用するそれぞれの場面で、素敵な演出ができたらいいですね。

参考価格(㎡単価、消費税別、運賃別)

本磨き、ジェットバーナー仕上げ共

300角…19000円
400角…19000円
300×600…19000円

2017年3月のしらべ