茶系の御影石シェニートモンチークのご紹介

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シェニートモンチーク(Sienito de Monchique)のしらべ

高級建築用木材のチークと言う名を冠している御影石があります。一目見たら、忘れないくらい個性的な模様のある石です。シェニートモンチークは、結晶模様の美しい御影石です。

原産地

ヨーロッパの西の端にあるポルトガル共和国の最南端に、シェニートモンチークの故郷があります。アルガルヴェ地方の港湾都市でポルティマン、若しくはポルティマオと言う所で、大西洋に面しています。温暖な気候の場所で、豊かな自然の風景と、数々の美しいビーチがある所です。大西洋の恵みの、多種にわたったシーフード料理も楽しめる街でもあります。また、世界的に有名なサーキットがあり、バイクの大きな国際レースなども開催されています。

特徴

本磨き

ジェットバーナー仕上げ

ブラウン系の御影石です。茶色の地色に、白い結晶模様が見られます。冬の屋外にある、ガラスなどの平板なものに付いた霜の結晶のような美しい模様です。ブラウンと紹介していますが、白やグレーの模様が大きめなので、見た目は濃いグレーに見えます。石目は中くらいで、丁場と呼ばれる石切り場によっては、色調が異なることがあります。模様が比較的大きく入っているので、表面仕上げの種類での色目の違いはあまりありません。御影石は様々な種類の鉱物を含有していますが、シェニートモンチークの中には、水に溶けやすい成分が含まれています。したがって、屋外や水回りに使う時には注意が必要になります。

表面の仕上げについて

基本的に御影石には表面を研磨した「本磨き仕上げ」と、表面の鉱物をバーナーで高温にして飛ばす「JB(ジェットバーナー)仕上げ」があります。

本磨き仕上げは年月が経っても光沢が落ちにくいため外壁などに適しています。JB仕上げは表面に凹凸があり、ザラザラしているので滑りにくく、床材などに適しています。JB仕上げにすると本磨き仕上げに比べて色味が薄くなります。

この本磨き仕上げとJB仕上げの両方を使用して、壁面や床面をデザインすることができます。

留意点

特徴的な御影石です。

大きめの模様

一つひとつの模様が比較的大きめなので、模様の入り方で様子が違って見えることがあります。また、地色の濃淡でも雰囲気が変わってきますので、使う場所によっては柄あわせや調整が必要になってきます。

水気に注意する。

基本的に御影石は吸水性が低いので、使う場所を選びません。しかし、シェニートモンチークの特質上水気のある所での使用は、避けた方がよいようです。屋外やキッチン又は洗面所の天板に使われる場合は、撥水処理を施した物を使われることをお勧めします。

適した製品

独特の模様を生かした使い方

デスク周りに

PCのクーラー代わりに使えます。天然石の特徴である熱伝導率の低さを利用して、ノートPCの下に敷きます。PCが発する熱を、御影石の冷たさで発散させることが出来ます。PCより少し大きめの石を使えば、そのままマウスパッドにも利用できます。鏡面加工で、滑らかな動きを求めることが出来ます。もちろん、個性的な模様はデスク周りのイメージアップにも一役買うことでしょう。

床材

玄関などの床に使われます。模様が大きめで複雑に入っているので、傷などが目立ちにくいです。色も中間色で汚れも目立ちにくいので、使い勝手がいいですね。

まとめ

寒い冬の早朝に見られる結晶の美しさを持つ、大地の贈り物。地球が作り出した傑作の一つである御影石。この石を見出した先人の労力。何一つ欠けても御影石のシェニートモンチークは世に出なかったでしょう。この素晴らしい御影石を有効に使えることは、幸せなことではないでしょうか。

参考価格(㎡単価、消費税別、運賃別)

本磨き、ジェットバーナー仕上げ共

300角…18000円
400角…18000円
300×600…18000円

2017年3月のしらべ