ベージュの大理石セルペジャンテのご紹介

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セルペジャンテ(Serpeggiante)のしらべ

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世界でも有数の産地。品質の良い種々の大理石を産出するイタリアから、木目調の模様が美しい、濃いベージュの大理石セルペジャンテをご紹介します。他にもオンダガタライトとかシルバーベラとも呼ばれています。古くから親しまれ、数々の建築物を飾ってきました。

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原産地

大理石のセルペジャンテは地中海に張り出した、イタリア半島の南部、プッリャ州フォッジャ県のアプリチェーナというところで採掘されています。大変古い歴史のある地域で、8世紀ころには小規模ながら、都市が存在していました。世界でも有名な名城「カステル・デル・モンテ」と言う名の、珍しい8角形で美しいお城があります。石造りの家々が多く、外壁を石灰岩の粉を使ったもので、装飾しています。汚れるたびに塗りかえして、常に白い壁を保っています。地中海のコバルトブルーの海と、太陽に照らされた、真っ白な街並みが、特有の美しさをみせてくれます。農業では、ブドウの栽培が盛んで、美味しいワインも作られています。

特徴

本磨き

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本磨き

大理石のセルペジャンテは、茶色に近い濃いベージュの地色に、赤いスジ模様が入っています。色と模様の入り方で、見た目が木目に似ています。帯のように、白い部分が入り込んでいる所もあります。流れるような模様に交差するように、半透明の「寒水」と呼ばれる線も入っています。この「寒水」の部分は、しばしばヒビ割れや、裂け目と間違われることもあります。木目模様のようなセルペジャンテは、和風建築にとてもよく似合います。また「寒水」があるおかげで、洋風な建築物にも、しっとりとした雰囲気をもたらしてくれます。派手さはありませんが、落ち着いた、穏やかな空間を作り出してくれる大理石です。横流れの柄のため大きいものは柄に沿って割れやすく、スラブ材は高さの高いものはほとんどありません。日本に輸入されているものは1200mm以上の高さのものは少ないようです。

留意点

ヒビ割れに注意

大理石の模様と言うのは、多少の質の違いから、色が変わっていることです。質が違うと言うことは、同一の物ではありません。したがって、流れの模様に沿ってヒビが入りやすいです。「寒水」はヒビ割れではありませんが、模様の一部ですので、この部分も注意が必要です。

設置する時の向き

柄がランダムでなく、ほぼ同じ方向に入っています。タイル状の大理石を、壁や床に使う時には、デザインに応じた柄の向きに注意しないといけません。

適した製品

内装材

色がほどよく濃いので、床に使われることが多いです。緻密な木目の様な模様も相まって、多少のキズは目立ちにくいです。ホテルやマンションのエントランスホールの床に、よく使われています。多数の人が行き交う所でも、定期的にメンテナンスを行えば、ツヤは保てます。

水回りに

海外では浴室に使用することも多いですね。

インテリア

レストランや式場の入り口に置いてある、ウエルカムボードに使用するのもいいです。おだやかな色合いと、落ち着いた模様の大理石で出来た、ウエルカムボードは、お客様をお迎えするのにぴったりです。

まとめ

大理石のセルペジャンテは、和、洋どちらにも似合い、幅広く使えます。古くから、内装材や、装飾素材として、その場の高級感を出す一因となってきました。現代では、新しい使い方も考えだされています。これからも、セルペジャンテの魅力を、より良く引き出せる製品が、開発されていくことでしょう。

参考価格(㎡単価、消費税別、運賃別)

300角…14000円
400角…14000円
600角…28000円

2017年3月のしらべ