マルチカラーの御影石パラディソクラシコのご紹介

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パラディソクラシコ(Paradiso Classico)のしらべ

楽園の名を持つ御影石があります。不思議な色と模様のある個性的な石です。名付けた人達は、この御影石の中にどんな楽園を見出したのでしょうか。御影石のパラディソクラシコをご紹介します。日本では、パラダイスやパラディソブラウンとも呼ばれていますので、ここではパラダイスとします。

原産地

インド共和国の南端東側にあるタミルナードゥ州が、パラダイスのふるさとです。ベンガル湾に面した、高温多湿の熱帯地方です。年間降水量が多く、ほとんどがモンスーンと呼ばれる11月頃の雨期に降っています。また、毎年サイクロンの被害も出ています。インド国内でも都市化の進んでいる地域ですが、農業も盛んです。パピルスやトウモロコシ、サトウキビなどが栽培され、近年では、植物油を採るための落花生や菜種も栽培されています。コメの生産量はインド2位を誇っています。

特徴

本磨き

ジェットバーナー仕上げ

マルチカラーと呼ばれる種類です。様々な色が絡み合って、流れるような模様を描き出しています。石の色はブラウン、ピンクまたは紫(パープル)といろいろな色で紹介されています。まさに、その全ての色が入り混じっている石です。模様もランダムで、色が混じっているだけの物や、独特の渦巻きを形作っている物もあります。柄の入り方で色の感じも変わってきます。採石場がいくつかあり、それぞれに色調や模様が違います。均一の色や柄を求めるのは、少し難しくなります。小さい物や、狭い所に使う場合でしたらなんの問題もありません。また、石目が小さくて吸水性も低く化学作用にも強いので、使う場所はあまり選びません。

表面の仕上げについて

基本的に御影石には表面を研磨した「本磨き仕上げ」と、表面の鉱物をバーナーで高温にして飛ばす「JB(ジェットバーナー)仕上げ」があります。

本磨き仕上げは年月が経っても光沢が落ちにくいため外壁などに適しています。JB仕上げは表面に凹凸があり、ザラザラしているので滑りにくく、床材などに適しています。JB仕上げにすると本磨き仕上げに比べて色味が薄くなります。

この本磨き仕上げとJB仕上げの両方を使用して、壁面や床面をデザインすることができます。

留意点

独特の模様を上手に使う

色、柄共に均一性は全くありません。模様の流れる方向も一方向だけでなく、渦を巻いたような柄もあります。そして、採石場の違いや切り出した時期でも、色調が異なることがあります。したがって床や、壁など広い場所で使用するときには注意が必要です。色や模様がちぐはぐにならないように、仮置きしながら配置を見るとよいでしょう。また、一枚ものを使う時も可能であれば、柄の向きに注意するとパラダイスの個性をより引き出せるでしょう。

適した製品

おもしろい色や模様を前面に引き出して使うと、楽しい空間を作り出せます。

天板

吸水性が低く、酸やアルカリ等の化学作用にも強いので、キッチンや洗面所の天板に利用されます。色や模様が様々ですが、基本的に明るい色調なので優しい雰囲気になるでしょう。キッチンのシンクや、洗面所の洗面ボウルとの継ぎ目をしっかりすれば、さほど問題になる点はありません。

インテリア

御影石なのであまり細かい細工は出来ませんが、独特の色や柄を利用して作られます。模様は細かいので、小さいサイズの物でもパラダイスの特徴を損なうことも無いでしょう。

個性的な御影石のオブジェは、お部屋の中でも、庭でもその場のイメージアップに役立つのではないでしょうか。

まとめ

長い年月をかけて出来上がった御影石は、ほんの少しの条件でも色や模様が違ってきたでしょう。中に含まれる鉱物の種類や量で様々に変わってきます。まさに奇跡のようなものです。御影石のパラダイスも、そんな大地の奇跡の一つなのです。

参考価格(㎡単価、消費税別、運賃別)

本磨き

300角…18000円
400角…18000円

2017年3月のしらべ