モカクリームライト ポルトガル産ベージュの石灰岩のご紹介

モカクリームライト(Moca Creme Light)のしらべ

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地上を恐竜たちが闊歩していた頃の海には、現在では見られない多くの生き物が生息していました。その生物達が残した殻や骨格が降り積もり、長い時間をかけて出来上がった石が石灰岩です。
ライムストーンの「モカクリーム ライト」は、柔らかい色が温もりを感じさせる石材です。

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「モカクリーム ライト」の原産地

ポルトガル共和国のほぼ中央に位置するサンタレン県には、複数の「モカクリーム ライト」の採石場があります。この国は、恐竜の都とも呼ばれるほど多くの化石を産出しています。採石場のある県都サンタレン近辺でも様々な化石が発掘されていて、特に恐竜の足跡が多く見つかっている事がこの地域の特徴です。その化石を守るために、この地域には国立の自然保護区や自然公園がいくつか定められています。
その中には、様々な形の美しい鍾乳石をたくさん見ることのできる、アルガルドペナと言う洞窟があります。そこでは多くの草食恐竜や肉食の動物などの足跡化石が見つかっていて、国内最大級の三本の爪がはっきりと残った恐竜の足跡もここで見つかりました。洞窟の中の一部分は一般にも公開されていますが、保存状態を保つために完全予約制になっていて、入洞制限がなされています。
「モカクリーム ライト」の採石場も自然保護区や自然公園と接している所が多く、この地域の経済の一端を担う石灰岩の採石と、自然環境の保護を両立させるために試行錯誤が繰り返されています。

「モカクリーム ライト」の特徴

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本磨き

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水磨き

石材としてのライムストーンには、基本的に大きな模様や柄と呼べるようなものが無い石がほとんどです。ヨーロッパで産出するライムストーンは、多くの場合、化石を含んでいることがあるので、それらが柄として見られる事もあります。
しかし、「モカクリーム ライト」には大きな特徴があります。小さな粒子が列を成している事が多く、木目の様に見えるものがあります。スラブ材と呼ばれる大きなサイズの石材では、その特徴的な模様がはっきりと見られるものがあります。
ただし、採石される時に石を切る方向によってはスジ模様が現れない場合もあります。この場合には、柄の無い均一の色をした石になります。
また、表面の加工方法によっても見かけが変わってきます。本磨きと言われる艶やかな表面加工の場合には、微かに見える白木のような模様が見られますが、水磨きの場合にはつや消しとなるので、はっきりとした模様を見る事はできません。

「モカクリーム ライト」を取り扱う時の留意点

吸水による汚れ

石灰岩は古代生物が由来の石灰分が降り積もって固まった石で、マグマなどによる高温の影響を受けていないので、結晶化していません。その為に、石を構成する物質の間には、目には見えない大きさで多くの隙間があります。
その隙間に雨やその他の水がかかると簡単に浸み込んでしまいます。水分を吸収した所はシミになったり、寒冷地では凍って石が割れたりする可能性があります。
特に、「モカクリーム ライト」の様な白に近い色の場合にはシミが目立ってしまいます。屋外の使用や、水回りに利用される場合には撥水処理など、適切なコーティングを施すことをお勧めします。

お手入れ

石灰岩の主な成分はカルサイト(方解石、ほうかいせき)と言う鉱物で、炭酸カルシウムで出来ています。炭酸カルシウムは酸に非常に弱い性質があり、果物の果汁が付着したり、ワインをこぼしたりしても簡単に溶け出します。
お手入れの際には酸性の洗剤や、カビ取り剤などは絶対に使用しないでください。

「モカクリーム ライト」に適した製品

内装材、壁材

「モカクリーム ライト」は柔らかく白に近い明るい色なので、壁材として使用しても圧迫感が無く、むしろ屋内空間を優しい雰囲気にしてくれるでしょう。微かな線の模様が見られる事で不愛想な感じはありません。杉や檜など、木肌の白い木材の様な見た目のある「モカクリーム ライト」でしたら、日本家屋でも馴染むのではないでしょうか。

内装材、床材

床材としても「モカクリーム ライト」は使用されます。基本的に、石灰岩は柔らかく脆い性質のある石ですが、「モカクリーム ライト」は緻密で石灰岩の中では硬い部類の石種となります。
その為、床材としても使用に耐えることができます。床に使われる場合には、足元の安全の為にもツヤのある鏡面加工は避けて、水磨きと言われるツヤを落とした滑りにくい物を使うことをお勧めします。
水磨きにすると、柄の無い均一の色に見えますが、濃い色の石と組み合わせて床全体に模様を作り出すこともできます。
使用する場所で使い分けてみてください。

「モカクリーム ライト」のまとめ

現在の地球上で一番大きな大陸がユーラシア大陸です。そのユーラシア大陸の一番西の端に位置するのが、ポルトガルです。
太古の地球で一つだった超大陸が、分裂を始めた頃に起源がある石灰岩の「モカクリーム ライト」がこの地域で切り出されている事は、壮大な地球の歴史の中に於いて自然な成り行きだったのかもしれません。
「モカクリーム ライト」は、恐竜たちが元気よく歩き回っていた頃の地球に思いを馳せる事の出来る石なのではないでしょうか。

参考価格(㎡単価、消費税別、運賃別)

本磨き、水磨き共

300角…10000円
400角…10000円
300×600…10000円
400×600…10000円
600角…12000円

2020年5月のしらべ

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