ジュラ紀の石灰岩ジュラグレーブルーのご紹介

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ジュラグレーブルー(Jura Grey Blue)のしらべ

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日本ではジュラグレーと呼ばれていることが多いのでここではジュラグレーとします。沈んだグレーの地色に石表面に化石が点在するジュラグレー。その地色から、ジュラグレーブルーとも呼ばれています。このページでは、ライムストーンのひとつである、ジュラグレーについてご紹介します。

原産地

ライムストーンのジュラグレーは、ドイツ南部のバイエルン州で採掘されています。バイエルン州はドイツ国内で最大の州を誇り、スイス、チェコ、オーストリアと三つの国境に接しています。

バイエルン州は、世界的な自動車製造メーカー、BMWとアウディが本社を置くところで、ドイツ国内はおろか国際的に見ても、指折りの経済地として発展を見せるところです。かつては牧畜と農林業が盛んな地域でしたが、今やバイエルン州におけるGDPは、欧州の1国のGDPをゆうに上回る経済力を誇るまでに成長しています。国際的に見てもたいへんに競争力の高い州として活気を呈しているのです。

バイエルン州のシュヴァーベン地方には、シンデレラ城のモデルで知られるノイシュヴァンシュタイン城があり、観光スポットとなっている他、州内には、ヴュルツブルク司教館、ヴィースの巡礼教会、バンベルクの町、バイロイトの歌劇場など、ユネスコの世界遺産に登録された複数の施設が存在します。また1200を超える博物館、美術館が整備されており、経済力だけではなく、芸術や歴史などにも力を入れているところです。

特徴

本磨き

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水磨き

ジュラグレーの特徴は何と言っても、ジュラ紀の地層に眠るアンモナイトなどの化石が封入されたその石肌に求めることができます。石名にあるジュラとは、地質学上の時代区分を示しており、いまだ地球上に恐竜が生息していた時代とされています。

ジュラグレーブルーと呼ばれるように、同じ石種となるジュライエローと比較すると、地色はグレーの落ち着いた色合いであるために、シックな空間を演出するには、最適の石材となります。

市場に出回るジュラグレーには、本磨き仕上げと水磨き仕上げのふたつの工法が存在します。石柄が美しく光沢の強い仕上げとなる本磨き仕上げ、粗い砥石で光沢を抑えた水磨き仕上げのふたつです。石材の特質を考慮しながら、利用場所に適った仕上げ方法を選択してご使用ください。

留意点

ジュラグレーの留意点についてご説明します。

小まめなお手入れを

ジュラグレーは、汚れやキズが付きやすいという特徴があります。表面に砂や液体などを放置しないように、小まめな細かなお手入れが必要です。また浸透性が高く、石材内部に水が浸透すると、シミなどの原因につながりますのでご注意ください。メーカーもジュラグレーを外部に使用することを勧めておりません。

酸洗いは厳禁

ライムストーン種は、貝殻などの生物の遺骸で形成された石灰岩であるために、酸洗いをされますと、表面が溶解するなどの症例が見られます。石本体が酸に侵されない配慮が必要となります。

天然石のため

天然石は、色、柄にバラつきがあります。施工する際は、試しに数枚を組み合わせながら、全体の配置を考えてみると良いでしょう。

適した製品

主に内装材として、室内の壁、フロア部分、ガーデニングの材料として幅広く使用されています。また、ビルや博物館の内壁としても利用される、人気の高い石材となります。

まとめ

遥か古代の地層から採掘されるジュラグレー。濃淡の激しいグレーをベース地に、化石を封入したその石肌は、古代ロマンを醸してくれるには、ぴったりの石材と言えるでしょう。シックな空間の演出に、エッジの効いた空間のアレンジに、ジュラグレーをご使用になってはいかかでしょうか。

参考価格(㎡単価、消費税別、運賃別)

水磨き

400角…12000円
400×600…12000円

2017年3月のしらべ