インドジャモン インド産緑の大理石のご紹介

インド蛇紋(India Green Marble)のしらべ

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古代文明が栄え、様々な王朝が興っては衰退していった。そんな地域にとても美しい緑の石の採石場があります。歴代王朝の要塞都市が残るラジャスターンから「インド蛇紋(じゃもん)」は切り出されています。

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「インド蛇紋」の原産地

大理石の「インド蛇紋」は、インドの北西部にあるラジャスターン州のウダイプルと言う街で切り出されています。西側にパキスタンとの国境がある州で、インドで最も広い面積を有しています。インドは暑い国のイメージがありますが、ウダイプルはピチューラー湖の湖畔にあることから「湖の街」と呼ばれ、涼やかな印象のある街となっています。

また、大変古い歴史のある地域で、古来より交易の拠点として栄え、700年から1,000年前頃には様々な王朝に支配された土地でもあります。その時代に建造された王宮などの建築物は白い大理石で作られていて、街並みも白い建物が多い事から「ホワイトシティ」と言う別名もあります。

主な産業は農業で、米や大麦、トウモロコシを栽培しています。羊やヤギ、ラクダの放牧も、行われています。繊維産業も盛んで、絹や綿織物と染色が主な製品となり、輸出の主要な品目です。日本でも販売されている鮮やかな色と柄のインド綿の布地の多くはこの地域から輸入されています。

「インド蛇紋」の特徴

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本磨き

「インド蛇紋」は商業上、大理石に区分されていますが、学問上では蛇灰岩(じゃかいがん)又は、蛇紋岩(じゃもんがん)に分類される岩石です。緑の濃淡が模様のように見え、和名で言う若緑から暗緑色まで、微妙に違う緑色のグラデーションが美しい石です。いろいろな鉱物を含んでいて、例えばニッケルが多い部分は明るい黄緑色で、黒い部分は磁鉄鉱の極小さな粒子を含んでいます。このように単一の物質でできた石ではないので、目に見えなくてもわずかな隙間などがあり、衝撃を与えると簡単に割れてしまう事があります。割れた面は滑らかな場合が多いので、研磨することによって鏡面効果が得られ、光に反射するとキラキラと美しく反射します。
このような外見ですので、商業面では大理石に区分されています。蛇紋岩の中には白い脈のようなスジの入る石もありますが、「インド蛇紋」にはほとんど見かけられません。白い部分の少ないものは疵も少なく、比較的割れにくい良質な石材となります。

「インド蛇紋」を取り扱う時の留意点

デリケートな石です

「インド蛇紋」は、柔らかい部類の岩石です。釘やナイフなどの先の尖ったもので軽くこすっただけでも傷がついてしまい、硬く重い物を落とすと簡単に割れてしまう事もありますので、取り扱いには細心の注意が必要となります。
また、風化作用も受けやすいので、屋外に使う事はお勧めできません。しかし、表札の素材として人気のある石であり、床面などにも使われています。こうした、雨風にさらされたり、傷が付いたりする要因のある場所に使用するときは、表面にコーティングを施したものがお勧めです。

色について

言うまでも無く「インド蛇紋」は100%天然の産物なので、色や模様に差が出てくるのは当然と言えます。非常に薄いグリーンや黒に近いくらい濃い深緑色まで、色に幅があり、それぞれが入り混じるように模様を織りなしている部分もあります。
サンプルや画像で見るのと、実際に目にする石のイメージが同じ事はほとんどありません。「インド蛇紋」を利用する場合には、使用する場所などと合わせて、以上のことを念頭に入れておいてください。

「インド蛇紋」に適した製品

内装材

色が濃い目なので、省スペースな場所でもインパクトのある空間を作る事ができます。公共的な場所での目を引かせたい場所に使われます。

例えば、エレベーターホールなどで「インド蛇紋」が使われると、案内する事が比較的容易になります。また、アクセントをつけるためにも、壁面や床面に使用し、色の薄い石材と組み合わせてモザイクを作り出すこともできます。

インテリア

ニッチと言う、壁にくぼみをつけて、飾り棚を作る時の棚板に使われます。室内の感じが落ち着いた豪奢な雰囲気に包まれるでしょう。テーブルやカウンターのトップにも使用されます。

「インド蛇紋」は濃い色ですが、グリーンは穏やかな色合いですので、シックな空間を演出する良いアイテムとなるのではないでしょうか。また、柔らかい部類の石なので、傷がつきやすい欠点がありますが、加工が容易となるので大小さまざまな置物やオブジェが作られています。

「インド蛇紋」のまとめ

インダス川が流れる古代文明が栄えた地は、現在では砂漠になっている地域があります。タール砂漠と言う名のこの地にはインド最大の油田があります。また、宝石や貴石、貴金属の埋蔵量が豊富な場所でもあります。

ラジャスターン州には白大理石も多く採石されていて、世界遺産のタージ・マハルを気高く輝いた建物にする役割を果たしています。この地域には、地球が太古から育んできた大地の恵みがたくさんあり、「インド蛇紋」もその一つです。

美しく、さわやかな風情の「インド蛇紋」は、気品のある空間作りに役立つ素材と言えるのではないでしょうか。

参考価格(㎡単価、消費税別、運賃別)

300角…10000円
400角…10000円

2020年7月のしらべ

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