ジアロインペリアル ブラジル産ベージュ系御影石のご紹介

ジアロインペリアル(Giallo Imperial)のしらべ

南米の国ブラジルには、明治時代後期以降、日本からも多くの人々が大海原を渡って移住しました。そのジャングルに覆われた自然豊かな国から、上品なベージュ系の御影石「ジアロ・インペリアル」が切り出されています。

「ジアロ・インペリアル」の原産地

南米のブラジル連邦共和国にあるエスピリトサント州の北部にある街、ノヴァ・ヴェネツィアの近郊で御影石の「ジアロ・インペリアル」が採石されています。州都のヴィートリアから約100km北上した所にある街です。ブラジルはヨーロッパからの移民が多い国で、エスピリトサント州にはポルトガルから多くの人々が移住してきました。しかし、街の名前からも分かるように、ノヴァ・ヴェネツィアの街周辺はイタリアからの入植者が多かったようです。この地域には州で2番目に大きい川の支流が流れている為、水の都と呼ばれるヴェネツィアの名前が付けられたようです。高温多湿の熱帯地方で、大自然が昔からの姿をとどめている所もあります。この地域には「コスタ・ド・デスコブリメントの大西洋岸森林保護区群」と言う世界自然遺産に登録された場所があります。熱帯林の宝庫で、世界でも類を見ないほどの豊富な種類の樹木が生い茂っています。そこに暮らす動物も、ナマケモノやヤマアラシ、ジャガーなど様々な種が生息しています。


「ジアロ・インペリアル」の特徴

本磨き

ジェットバーナー仕上げ

「ジアロ・インペリアル」は、黄色からベージュの中に白とグレーのモノトーンが混じっている透明感のある御影石です。「ジアロ」とはイタリア語で黄色を意味し、「インペリアル」は皇帝と言う意味の単語です。黄色やゴールドとして紹介される事が多く、その中に濃い茶色や赤茶の粒子が多く見られ、アクセントになっています。石目は中くらいですので、小さいサイズの石材でしたら柄の違いが出てきます。また、色味も濃さの違いがあります。近くで見ると透明感があるので、「ジアロ・インペリアル」の中の石英の含有量が多い事が伺えます。また、黄色や黄土色に見える長石が大き目の結晶なので、入り方によって雰囲気が変わる事もあります。少し大きめの柄は、見た目はとても綺麗で、磨くと美しい鏡面を得られますが、強度が少し落ちます。しかし、その分加工はしやすくなるので、使用する場所や方法で「ジアロ・インペリアル」の魅力を十分引き出すことができます。

表面の仕上げについて

基本的に御影石には表面を研磨した「本磨き仕上げ」と、表面の鉱物をバーナーで高温にして飛ばす「JB(ジェットバーナー)仕上げ」があります。

本磨き仕上げは年月が経っても光沢が落ちにくいため外壁などに適しています。JB仕上げは表面に凸凹があり、ザラザラしているので滑りにくく、床材などに適しています。JB仕上げにすると本磨き仕上げに比べて色見が薄くなります。

この本磨き仕上げとJB仕上げの両方を使用して、壁面や床面をデザインすることができます。

「ジアロ・インペリアル」を取り扱う時の留意点

大きめの模様と特徴ある色合いを考慮する。

柄合わせ

基本的に御影石は柄を合わせなければいけない石は、あまりありません。しかし、特徴的な模様のある「ジアロ・インペリアル」のような石材に関しては、使う場所によって注意する必要が出てきます。デザインも関係してきますが、あまりチグハグにならないように仮置きしてから施工するのがよいようです。

色味の違い

薄い色のものは少ないですが、柄の入り方や基本の色の違いで色の濃さがずいぶん違って見えることがあります。また、「ジアロ・インペリアル」のような中間色の石は、色の雰囲気も変わる可能性があります。黄色味の強いものや、赤味が入って茶色に近くなる石もあります。このような事から、タイル状の石材を多数使う時には、色の違いにも注意が必要になってきます。

「ジアロ・インペリアル」に適した製品

シックな色合いと模様を生かして使う

キッチンの天板

天然石のキッチン天板はとても高級感のあるものです。その中でも御影石は、比較的吸水性が低い石で、酸やアルカリにもあまり影響を受けません。そうは言っても長い期間ではサビなどが浮くことがあるので、撥水処理を行ったものをお勧めします。ナチュラルな色合いの「ジアロ・インペリアル」は、木製の家具とも調和のとれる石材なので、様々な活用法があるのではないでしょうか。温かみのあるベージュの色合いが、キッチンを明るい空間に仕立ててくれるでしょう。

インテリア小物

御影石は硬い部類の石材になるので、劣化や風化には強いですが細かい細工は少し難しくなります。単純な形でも模様や色を上手に使った製品もあります。傘立てやフラワーポットなど、小さいものでもその場のイメージアップに役立つでしょう。また、小さめのタイル状の石材を使って置物の台にしたり、写真立てに仕立てたりと、アイデア一つで様々な使い方ができます。「ジアロ・インペリアル」は素朴なイメージのある石なので、どんなお部屋にでも違和感なく使えるのではないでしょうか。

「ジアロ・インペリアル」のまとめ

あらゆる緑が存在するジャングルに近い山から、大地の色をした「ジアロ・インペリアル」は地上に現れます。柔らかみのある色合いと、鏡面に磨いた時の透明感のある素晴らしい表面を持つ「ジアロ・インペリアル」は、その空間の雰囲気を一段と格上げしてくれる素晴らしいアイテムではないでしょうか。

参考価格(㎡単価、消費税別、運賃別)

本磨き

400角…15000円

2021年4月のしらべ

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