G364 中国産ピンクの御影石のご紹介

G364のしらべ

人々が住む空間や活用する空間などの場を居心地良くするために、様々な調度品や素材があります。素材一つでも雰囲気がずいぶんと変わることがあり、石材もそんな素材の一つです。御影石にはいろいろな種類と色がありますが、中国で採石されている明るく華やかなイメージの御影石の「G364」をご紹介します。

「G364」の原産地

御影石の「G364」の採石場がある中華人民共和国の山東省には、多くの地下資源が眠っています。国内で見つかっている鉱物の約八割の種類が山東省でも発見されています。北東部には中国国内で第二位の埋蔵量を誇っている「勝利油田」があり、天然ガスも産出しています。この油田は現在も拡大していて、渤海にも続き海底油田としても開発されています。また、埋蔵量が十指に数えられる炭田があり、石炭も多く産出しています。これらをエネルギー源とした、化学工業や機械等の重工業が発達しています。他にも、花崗岩は省内全体の埋蔵量が国内で二番目に多く、石灰岩等の各種石材の元になる石の採石が盛んに行われています。金の鉱山もあり、最近見つかった金の鉱脈は国内史上最大級と言われていて、金の埋蔵量と産出量は中国一位を誇っています。近年、日本の小売店でも見かけるようになった、「珪藻土」を利用した商品の元となる堆積岩もこの地域で大量に掘り出されています。

「G364」の特徴

本磨き

ジェットバーナー仕上げ

「G364」は基本的にピンクの御影石ですが、少し黄色味の有るものもあります。中目の柄で、白とピンクとグレーの結晶が同程度の大きさと量で入っています。他の中国産ピンク系の御影石に比べて、ピンクの割合が多いので比較的はっきりした色に見えます。特にツヤのある鏡面に加工された石は、色が濃く見えるようになります。御影石は主に白い長石、半透明の石英、そして有色鉱物の三種類の鉱物で成り立っています。石英は透明度が高く綺麗な結晶になった物が水晶となる鉱物なので、とても良く光を反射します。特に、自然な凸凹のある表面に太陽の光が当たるとキラキラと輝きます。また、長石にはカリウムが多く含まれると色が赤くなる性質があります。見た目の特徴のひとつに、真っ黒な粒子があまり見当たらないと言う事が挙げられます。そのような見た目から、柔らかく明るい感じのする御影石となっています。

「G364」を取り扱う時の留意点

石材は硬くて重い物です。

「G364」は明るく優しい感じの色合いですが、天然の岩石です。御影石は石材の中でも緻密な石なので小さくても重量があり、とても硬いものです。移動する時や、施工の時など十分に注意して扱って下さい。落としたりぶつけたりすると、怪我をする可能性があります。また、御影石に傷がつくことがあり、最悪の場合割れることがあります。落とした時には、床などに傷がつくこともあるので、気をつけて優しく取り扱ってください。

名称について

中国産ピンク系の御影石は、「桜御影石」と言う名前で日本に紹介されることが多くあります。しかし、中国は広い国ですので、専門家でも見ただけでは区別がつかないことがあります。その為に、中国産の御影石はナンバーの付いた石が多く出回っていて、産地が分かるようになっています。しかし、商品としては味気ないものになるので、多くの場合、様々な名前が付けられています。「G364」には、「桜赤」や「チェリーピンク」、「オリエンタル桜」など、他にも複数の名称があります。また、同じ名前の別の産地の御影石もあるので、加えてナンバーを確認する事をお勧めします。

表面の仕上げについて

基本的に御影石には表面を研磨した「本磨き仕上げ」と、表面の鉱物をバーナーで高温にして飛ばす「JB(ジェットバーナー)仕上げ」があります。

本磨き仕上げは年月が経っても光沢が落ちにくいため外壁などに適しています。JB仕上げは表面に凸凹があり、ザラザラしているので滑りにくく、床材などに適しています。JB仕上げにすると本磨き仕上げに比べて色見が薄くなります。

この本磨き仕上げとJB仕上げの両方を使用して、壁面や床面をデザインすることができます。

「G364」に適した製品

お庭や公園を彩る様々な石製品

家庭でも公共の場でも癒しの効果が庭や公園にあります。御影石は庭や公園などの緑化地帯を作り上げる為の、基礎の部分を受け持つことができます。また、木々や草花で囲まれた場所に一層の彩りを添える調度品などもあります。

ピンコロ

れっきとした石材用語で、おおむね10cm角の小さめな石材です。このサイコロ状の石を組み合わせて花壇の仕切りなどに使います。

飛び石、踏み石

平らな石材で、アプローチや遊歩道に使います。自然な形や丸、四角など色々な形があります。雨や散水で濡れても滑りにくくするために、少しデコボコした表面に仕上げられています。

テーブルやベンチ

お散歩の一休みや、お庭でのティータイムにぴったりな調度品が作られています。御影石は風雨にあまり影響を受けないので、屋外の使用でも短期間で劣化することが無いよい素材と言えるでしょう。

照明器具

昔は灯篭や行燈でしたが、最近ではスタイリッシュなものや、かわいい形のものが色々と作られています。光源もLEDのおかげで、小さくても明るい照明が得られます。

「G364」のまとめ

「G364」の明るいピンク色の中に煌めく光は、お天気の良い屋外では一層綺麗に見えるのではないでしょうか。公園等の公共の場には御影石がよく使われています。御影石の煌めきを、お散歩の時などに楽しんでみるのもよいのではないでしょうか。

参考価格(㎡単価、消費税別、運賃別)

本磨き、ジェットバーナー仕上げ共

300角…6000円
400角…6000円
300×600…6000円
600角…9000円

2020年12月のしらべ

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