中国山東省のピンクの御影石G309のご紹介

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G309のしらべ

ピンクまたは桃色系の御影石を「桜御影」と表す事が多くあります。幾重にも散り積もった桜の花びらを思い浮かべるような御影石が、中国大陸の東部から切り出されています。華やかな色合いの御影石、G309をご紹介します。

原産地

お隣の国、中華人民共和国の山東省は、黄海に面し緯度は日本の関東地方と同じくらいです。中国と日本は古くから交流がありました。奈良から平安時代にかけて派遣された遣唐使は、北九州から出航し、山東半島に上陸した北ルートから始まりました。中国文化の輸入の為に、大使や学問僧などが派遣されました。現在では、北は北海道から南は九州まで様々な自治体が山東省の県や市と友好都市や、姉妹都市の条約を締結しています。民間の交流も盛んで、中国の中でも身近な地域となっています。

特徴

本磨き

ジェットバーナー仕上げ

桜、桃、ピンクといろいろな表現をされています。赤味のあるピンク系の御影石です。石目が細かく、白い部分と黒い粒子が入っていますが、大きなサイズの石材(スラブ材)を見ると柄と言える様な模様は見えません。かわいい色付きの砂のような見た目になります。色は採石された時期によって少し変化してくることがあり、中には赤茶色に見える石材もあります。また、長期間屋外に置かれた物は、いわゆる日焼けを起こすことがあり、色が変わることもあります。吸水率は低目で硬くキメのつんだ石材ですので、劣化や風化には強い素材となっています。硬い部類の石ですので細かい加工には多少の困難があります。

表面の仕上げについて

基本的に御影石には表面を研磨した「本磨き仕上げ」と、表面の鉱物をバーナーで高温にして飛ばす「JB(ジェットバーナー)仕上げ」があります。

本磨き仕上げは年月が経っても光沢が落ちにくいため外壁などに適しています。JB仕上げは表面に凸凹があり、ザラザラしているので滑りにくく、床材などに適しています。JB仕上げにすると本磨き仕上げに比べて色見が薄くなります。

この本磨き仕上げとJB仕上げの両方を使用して、壁面や床面をデザインすることができます。

取り扱う時の留意点

御影石は天然の石です。見た目の割に重く硬いのです。

建築用の資材としての石材とは別に、御影石で作られる様々な石造品があります。昔は石灯篭や手水鉢など、簡単には移動できない大型のものしかありませんでした。現代ではある程度の加工は機械でできるので、小型の置物や小物などいろいろな物が御影石で作られています。これらは主に屋内で使われる場合が多いです。お掃除や模様替えの時など、移動することも比較的簡単ですが、大きさの割に重いと言う事に注意が必要です。移動する際に落としたりぶつけたりすると、怪我をすることがあります。また、床などに傷がついたり、石造品が欠けたりすることがあります。移動する際には十分に注意して下さい。

適した製品

現代の空間にマッチする御影石の小物

デスク周りに
御影石製のステーショナリーがいろいろ作られています。最近では、ノートPCの冷却用にタイル状の御影石を使う事があります。天然石の熱伝導率の低さを利用してノートPCが熱くなるのを防ぐことができます。一回り大きいサイズの石板を使えばマウスパッドとしても使えます。G309の明るい色と細かな柄でデスクの上も華やぐのではないでしょうか。

屋内用の小型オブジェ
飾りとしての置物や、照明器具が作られています。昔は石灯篭などの形が主流でしたが、最近ではモダンな形のものが多く作られています。照明本体もLEDを使えば熱を持たず長時間使用しても安心できます。

まとめ

天然素材の物は高級感があり高価になってきます。しかし、小さいものでしたら価格も抑えられ、身近に使う事ができるのではないでしょうか。御影石のG309は原産地が比較的近い上に、積み出し港が丁場から近いと言うことで輸送コストも抑えられています。加工技術も向上してきているので、もっと身近で使える製品も作成されることが期待できます。

参考価格(㎡単価、消費税別、運賃別)

本磨き、ジェットバーナー仕上げ共

300角…9000円
400角…9000円
300×600…9000円

2017年3月のしらべ