赤御影石カパオボニートのご紹介

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カパオボニート(Capao Bonito)のしらべ

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ブラジルの広大な土地にある大自然の中育まれた、赤御影石の中でもオレンジ色が強い暖色系の御影石、カパオボニートのご紹介です。

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原産地

御影石のカパオボニートの原産地について説明します。
カパオボニートはブラジル東部のエスピリト・サント州カショエイロ・ジ・イタペミリンの街で採掘される赤~オレンジ色の代表的な御影石です。

<ブラジル及びエスピリト・サント州について>

ブラジルは南米大陸のほとんどを占める広大な面積を持ちます。南半球にあるため四季が日本とは真逆になリますが、面積が広大なため北部と南部では気候が大きく異なります。北部は一年中気候が高い亜熱帯性気候ですが、南部は12月下旬~3月下旬が夏で雨が最も降る時期であり、6月下旬~9月下旬が冬となりますが比較的過ごし易い気候です。
ブラジルにははるか昔から先住民が住んでいたと言われていますが、15世紀にポルトガル人が植民地化するまでのことはあまりよく知られていません。

エスピリト・サント州はブラジルの東南部に位置し、東側には大西洋、南側にはリオのカーニバルで有名なリオデジャネイロがあるリオデジャネイロ州が隣接しています。州の南部にあるカショエイロ・ジ・イタペミリンは経済の中心地であり、ブラジル産大理石及び御影石の採掘地となっています。

特徴

本磨き

ジェットバーナー仕上げ

カパオボニートは、オレンジがかった赤地に黒の雲母模様があるのが特徴です。同じ赤御影石ニューインペリアルレッドに比べるとオレンジ味が強く、中国産赤御影石G562やG386が類似品となります。近年では安価な中国産赤御影石の輸入が増加傾向にあり、カパオボニートの輸入は減少しています。

表面の仕上げについて

基本的に御影石には表面を研磨した「本磨き仕上げ」と、表面の鉱物をバーナーで高温にして飛ばす「JB(ジェットバーナー)仕上げ」があります。

本磨き仕上げは年月が経っても光沢が落ちにくいため外壁などに適しています。JB仕上げは表面に凹凸があり、ザラザラしているので滑りにくく、床材などに適しています。JB仕上げにすると本磨き仕上げに比べて色味が薄くなります。

この本磨き仕上げとJB仕上げの両方を使用して、壁面や床面をデザインすることができます。

留意点

表面の汚れについて

御影石は大理石に比べて硬く耐久性もあり風化しにくいので、外部での建築物や彫刻などに度々使用されます。
油や酸(レモンなど)などはシミになりやすいので特に注意が必要です。撥水処理などのコーティングをして保護をするとシミや汚れがつきにくくなりますが、汚れた場合は放置せずにすぐに拭き取ることが大切です。

色の濃淡について

カパオボニートに限らずですが、石材は採掘された時期、採掘場所によって濃淡が多少異なります。したがって壁面や床面などに規格品を使用の際には一度仮並べをして色味のバランスを確認してから施工することをお勧めします。

適した商品

カパオボニートは赤色御影石の中でもオレンジがかった赤色なので、ニューインペリアルレッドより明るい雰囲気を醸し出します。ホテルやマンション、商業ビルの内装材などで使用することが多いです。また、カウンターなどでも使用することが多いです。
最近では石材の冷却効果や音の響きをうたって、家庭用ペットマットやオーディオボードなどに使用されることも増えてきています。

まとめ

カパオボニートは赤御影石の中ではオレンジがかった色味を持ち、昔から世界中で様々な建築物に使用されてきました。類似品にはない、カパオボニートにしか表現できない温かみと深みのある独特な赤色を今一度見直してこれからも様々なシーンで利用されていくと良いですね。

参考価格(㎡単価、消費税別、運賃別)

本磨き、ジェットバーナー仕上げ共

300角…17000円
400角…17000円
300×600…17000円
600角…23000円

2017年3月のしらべ