イタリア産茶系の大理石ブレッチア・パラディソ(イタリアンブラウン)のご紹介

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ブレッチアパラディソ(Breccia Paradiso)のしらべ

渋みのある濃い茶色の大理石が、地中海をティレニア海とアドリア海に分けている半島から切り出されています。角礫岩の天国と訳せる名前を持っている味のある大理石のブレッチアパラディソをご紹介します。

原産地

イタリア共和国の中西部にあるラツィオ州フロジノーネが、大理石のブレッチアパラディソの故郷です。イタリアも日本と同じように火山の多い国で、火山が多いと良い温泉が湧き出る所が多くあります。この地域にもフィウッジと言う温泉地があり、利尿効果のある温泉として有名です。体の中の毒素を出すのに効果があるとうたわれています。紀元前の古くから古代ローマ人に親しまれてきた温泉地です。またトスカーナ州ルッカ県でもブレッチアパラディソが産出されています。この地方は温暖で、古い歴史と美しい自然に恵まれた地域です。有名なピサの斜塔に代表される世界遺産も多数残されています。1年を通して世界中から観光客が、絶え間なく訪れる所以でしょう。また、プロサッカーのチームもいくつかあり、スポーツも活発に行われています。もともと農業の盛んな地域で、地中海沿岸で栽培されるオリーブは有名です。

特徴

本磨き

大理石には学問上の岩石と、石材としての石があります。ブレッチアパラディソは学問上では「角礫岩(かくれきがん)」と言う堆積岩の一種です。礫岩と言うのは石を積み重ねて、隙間を埋めたような見た目をしています。ブレッチアパラディソは、明るい茶色からこげ茶色の地色に薄い白っぽい色のスジ模様が入っています。スジ模様は細い糸の様なものから、帯状の太いものまで様々で、網目のように入っている所もあります。その中に玉(ぎょく)と呼ばれる色の少し違う部分があります。普通この玉は曲線を帯びた丸い感じのものですが、ブレッチアパラディソの場合は角ばったものが入っています。角礫岩だからこそ、このような見た目になるのでしょう。

留意点

大理石は繊細な素材です。

天然の石は岩石の厳ついイメージと違って、デリケートな所もあります。性質を知っていれば防げるトラブルもあります。大理石特有のトラブルの一つに「白樺現象(エフロ現象)」という、表面が粉を吹いたようなツヤの落ちてしまう現象が起きることがあります。原因の一つに吸水が挙げられます。大理石は吸水率の高いものが多く、ほとんどのトラブルは吸水によるものが多く発生しています。症状があまりひどくなければ元の美しさを取り戻せますが、専門家にまかせた方が手間はかかりますが良い結果を得られます。

適した製品

大地の色は穏やかなイメージがあります。

天板

キッチンやテーブルの天板に使われています。日本では普及的ではありませんが、欧米では天然石のキッチンはよく見られます。大理石の美しいツヤのある面は高級感があり、ブレッチアパラディソの色合いは温かみもあるので、ダイニングにはぴったりではないでしょうか。

壁面

内壁の装飾に使われます。ブレッチアパラディソは大理石の洗練された表面と、アースカラーの落ち着いた色合いで穏やかな空間を演出するのにぴったりです。また、白い大理石と組み合わせてモザイクや模様が描き出されている所もあり、シックでおしゃれな雰囲気が創造されます。

まとめ

気の遠くなるような時間をかけて作り出された大理石のブレッチアパラディソは、生み出した大地の色を映しています。茶色は地味なイメージがありますが、落ち着いた暖かさをもっています。どこにでも似合う色合いで、どんなシーンにでも使えるよい素材となるのではないでしょうか。