ブルーの御影石ブルーパールのご紹介

シェアする

ブルーパール(Blue Pearl)のしらべ

blue-pearl-db-granite-quarry-tvedalen-quarry1-101b

オーロラの閃く北の大地から、海の真珠の輝きと色を持つ御影石が掘り出されています。宝石の様な名前のブルーパールと呼ばれる御影石です。見る角度や光の当たり具合で虹色にキラキラと輝きます。

blue-pearl-db-granite-quarry-tvedalen-block-101b

blue-pearl-lg-granite-quarry-aak-tvedalen-slab-34b

原産地

ブルーパールはノウルェー王国の南部ヴェストフォル県ラルヴィクのトヴェダレンで採掘されます。ラルヴィク市はオスロフィヨルドの西側に位置した港町で、坂の多い街並みです。古代にはヴァイキングの船が行き交い、近代には北極海捕鯨の基地がありました。現代は一般の漁業と造船業が盛んです。近隣のサンデフィヨルドには古代の古墳群があり、船葬墓とみられる最後のヴァイキング船も発掘され、展示されています。北国の南部と言うことで、耕作面積の少ない農地もこの地域に集中しています。小麦、大麦の穀物やジャガイモが生産されています。

特徴

labrador-blue-pearl-granite-slabs-tiles-norway-blue-granite-p20185-1b

本磨き

ジェットバーナー仕上げ

御影石の中では、世界的にも珍しい化石の入った石です。青味のある石の中に、パール結晶と呼ばれる長石が入っていて、これが光を反射してキラキラ光ります。この中に貝殻の化石が内包されています。石目は大きめですが均一です。しかし、なかなか良い品質の石が採れないため値段が高くなっています。さらに、輝きが多く入り、色がダークな石ほど高価になります。石目が大きいので、キズの入りやすい事が難点です。この欠点が、大きいサイズでよい品質の御影石を得られない原因の一つです。反対に石目が大きいからこそ、華やかに光を反射するようになります。

表面の仕上げについて

基本的に御影石には表面を研磨した「本磨き仕上げ」と、表面の鉱物をバーナーで高温にして飛ばす「JB(ジェットバーナー)仕上げ」があります。

本磨き仕上げは年月が経っても光沢が落ちにくいため外壁などに適しています。JB仕上げは表面に凹凸があり、ザラザラしているので滑りにくく、床材などに適しています。JB仕上げにすると本磨き仕上げに比べて色味が薄くなります。

この本磨き仕上げとJB仕上げの両方を使用して、壁面や床面をデザインすることができます。

留意点

美しいツヤのある輝きは少しの曇りでも気になります

ブルーパールは石目が大きいです。したがって、御影石の中では吸水率が若干高くなります。濡れたまま放置していると、ツヤが落ちて曇ったようになってしまいます。大理石ほどではありませんが、水周りに使う時には撥水加工を施した方が無難でしょう。状態がひどくなると、キラキラ光る部分の長石が剥がれたようになってしまいます。ささくれ立ってくれば、専門家でも完全に元の状態に戻すことが難しくなってしまいます。

適した製品

華やかな煌めきは光の種類で虹のように光ります。日光と人工照明では違う輝き方をします。

門柱のアクセントに

家の一番表の顔である門を、ひときわ引き立てる役割を果たしています。淡い色の石と組み合わせて使われている例があります。季節や時間で太陽の位置や角度が変わり、日の光の加減で様々な色に光って見えます。華やかでありながら、ダークブルーの色が落ち着いた佇まいを演出してくれるでしょう。

室内インテリア

いろいろな置物やデザインプレートが作られています。室内の人工照明の明りを受けて、キラキラと絢爛に輝きます。もともと石目が大きいので、モザイクのような模様があり、芸術作品としてギャラリーやショップで展示され、飾られています。

まとめ

北極圏にほど近い寒冷地から地上に煌めきが現れます。その煌めきのブルーパールは、非常に珍しい種類の御影石です。貝殻の化石を抱き、真珠の名前を持つ大地の贈り物です。この石を見かけたら、その中に貝殻の化石を見つけるのも楽しいのではないでしょうか。

参考価格(㎡単価、消費税別、運賃別)

本磨き

300角…20000円
400角…20000円
300×600…23000円

2017年3月のしらべ