スペイン産の御影石アズールプラティーノのご紹介

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アズールプラティーノ(Azul Platino)のしらべ

御影石は多様な鉱物が寄り集まって出来ています。その内容と割合で色や柄も違ってきます。その、様々な見た目で名前が付けられる御影石もたくさんあります。「アズール」とは「青い」または、「空色」という意味があります。

原産地

スペイン王国の内陸部にエストレマドゥーラ自治州があります。その地域にあるカセレス県のトルヒーリョと言う街が、御影石のアズールプラティーノの故郷です。花崗岩質の大地の上に栄えている街です。良質の御影石を産出する地盤の有るところですね。インカ帝国のコンキスタドール(征服者)で有名なフランシスコ・ピサロの出身地で、市内の各所に銅像や由来のある名所があります。また、古代からの遺跡や古城、城壁なども多く残され、海外からの観光客も多く訪れています。特産物では山羊の乳から作られる数々のチーズが有名で、一年に一回の「チーズ祭り」が盛大に行われています。

特徴

本磨き

ジェットバーナー仕上げ

名前の通り青味のあるグレーの御影石です。薄い青と灰色、黒の色がほぼ同じくらい入って柄が作り出されています。柄は中くらいの大きさで、構成物の青白い結晶物が光に反射するときらきらと光って美しい様子が見られます。吸水率は低い方ですが、水を吸った後で時間が経つと鉄鉱物からのサビが出ることがあります。このような薄い色の御影石に茶色のサビが浮くと、目立ちますので注意が必要です。色や柄のムラは少なく、安定した石質の御影石です。

表面の仕上げについて

基本的に御影石には表面を研磨した「本磨き仕上げ」と、表面の鉱物をバーナーで高温にして飛ばす「JB(ジェットバーナー)仕上げ」があります。

本磨き仕上げは年月が経っても光沢が落ちにくいため外壁などに適しています。JB仕上げは表面に凸凹があり、ザラザラしているので滑りにくく、床材などに適しています。JB仕上げにすると本磨き仕上げに比べて色見が薄くなります。

この本磨き仕上げとJB仕上げの両方を使用して、壁面や床面をデザインすることができます。

留意点

天然の石材と言う事を念頭に置く

劣化します。

御影石は季節変化や化学変化に強い性質を持っています。しかし、まったく影響を受けないわけではありません。過度の温度変化や化学作用で、ツヤのある面では表面がザラついてきたり、シミになったりします。意外とデリケートな物質です。

硬く重い物です。

移動できる製品などは、動かす時に注意することがあります。まず、落としたり、ぶつけたりすると割れたり、欠けたりします。ぶつけた相手側も傷が付きます。怪我をすることもあるので、慎重に扱わないといけません。

適した製品

天然石の特性と薄い色を利用して

アクアボード

熱帯魚などの水槽の下に敷く「アクアボード」に使用されます。吸水性が低いので、水周りに使っても耐えうる御影石です。アズールプラティーノの色合いが、水槽の中で泳ぐ魚達を引き立ててくれるでしょう。また、重量のある天然石ですので安定感も得られます。

キッチン用品

お菓子やパン作りの時に使う「のし台」や「こね台」に利用します。熱を伝えにくい天然の石ですので、生地がベタ付いたり、柔らかくなりすぎたりするのを防いでくれます。色も白っぽいので清潔感もあります。使用後は綺麗に洗って、水分を拭き取ってください。

まとめ

名前の「プラティーノ」は白金、いわゆるプラチナのことです。アズールプラティーノに名前を付けた人は、その表面にキラキラと反射する青白い結晶を見たのでしょうか。御影石は宝石の一歩手前の自然の産物です。様々な構成物質の中には輝石や半貴石も含んでいます。じっくりと見れば、御影石の中にそのような宝石の光を見出すこともできるでしょう。