スターギャラクシー(ブラックギャラクシー) インド産黒御影石のご紹介

ブラックギャラクシー(Black Galaxy)のしらべ

インド亜大陸の南の端に、地中に埋もれた宇宙があります。漆黒の空間に煌めく金銀の星々を湛えた、御影石の中の宇宙です。先人は、この御影石にブラックギャラクシーと言う名前を付けました。日本ではスターギャラクシーと呼ばれることが多いので、ここではスターギャラクシーとします。

「スターギャラクシー」の原産地

御影石の「スターギャラクシー」を採石している所は、インド共和国の南東部に位置するアーンドラ・プラデーシュ州にあります。州のほぼ中央部にあるプラカサム地区のボダバーダと言う村の近辺に採石場があります。地区で一番大きな街はオンゴール市で、市から南西に約60㎞の所にボダバーダがあります。地区の面積は日本列島の約半分くらいで、海岸線はベンガル湾に面しています。州全体でも地下資源の多様さと豊富さは国内でも誇れる規模ですが、この地区での様々な花崗岩の産出は州内でも最大となっています。鉱物資源としては他にも、バリウムの元となる重晶石(じゅうしょうせき、バライト)や製鉄に欠かせない鉄鉱石などが採掘されています。気候は高温多湿で、農産物としてはコメ、タバコ、綿花などが栽培されています。最近では、植物油を採るためのヒマワリや落花生も栽培されています。しかし、小規模農家が多く、乾季のための灌漑設備の整備等の課題があるようです。

「スターギャラクシー」の特徴

本磨き

ジェットバーナー仕上げ

「スターギャラクシー」は、漆黒に近い黒い御影石です。その中にゴールドスポットと呼ばれる、金色の粒子が入っています。「ギャラクシー」とは銀河の事ですが、まさに、銀河の星々を見るような美しさがあります。御影石の大半は花崗岩ですが、「スターギャラクシー」は斑レイ岩と言う岩石です。岩石として出来上がる過程としては花崗岩と同じですが、構成する鉱物に若干の違いがあります。一番の違いは、石英がほとんど含まれていない事です。次に、中に含まれている数種類の鉱物の多くが黒い色をしている事から、石全体が黒くなることです。「スターギャラクシー」には、基本的に白い色をしていて、ガラスのように光を反射するカルシウムに富んだ斜長石が多く入っている事で、星々が光る様な雰囲気のある御影石となっています。しかし、天然の石ですので、金色に見える粒子も大きさや入り方にバラツキがみられることは仕方のない事です。黒い御影石は人気が高いのですが、現在の所は生産量も多く安定した供給が望めるようです。

表面の仕上げについて

基本的に御影石には表面を研磨した「本磨き仕上げ」と、表面の鉱物をバーナーで高温にして飛ばす「JB(ジェットバーナー)仕上げ」があります。

本磨き仕上げは年月が経っても光沢が落ちにくいため外壁などに適しています。JB仕上げは表面に凹凸があり、ザラザラしているので滑りにくく、床材などに適しています。JB仕上げにすると本磨き仕上げに比べて色味が薄くなります。

この本磨き仕上げとJB仕上げの両方を使用して、壁面や床面をデザインすることができます。

「スターギャラクシー」を取り扱う時の留意点

様々な場所で使用されますが、使う場面での注意もあります。

黒い御影石は高級感があり人気も高い石種です。しかし「スターギャラクシー」は緻密な石ですので、硬く重量もあります。施工時には落としたり、ぶつけたりしないように気をつけてください。石が欠けるだけでなく、怪我をすることもあります。また、キッチンに使われる場合には、ステンレス等と違ってシンクと一体化ができないので、継ぎ目のシールをしっかりしないと水漏れの原因になります。施工時はもちろんですが、定期的に点検して問題があるようでしたら早めに専門家に相談することをお勧めします。

たくさんの採石場があります

以前の産地は貧困の度合いも高い地域であった事から、人気のある「スターギャラクシー」の採石は地域経済を向上させる役割も果たしています。その様な事から、埋蔵量の多い「スターギャラクシー」は数十の採石場を持つようになっています。その為、近い所であっても採石された場所によって石の雰囲気などが変わる可能性があります。大量に使用する場合などは、使用量を確認して一度で購入する事をお勧めします。出来れば採石場の情報も確認するとよいでしょう。

「スターギャラクシー」に適した製品

粋な御影石のスターギャラクシーは存在感もたっぷりです

表札

家屋やショップの顔とも言える、表札やネームプレートでは最高級品と言われているのが「スターギャラクシー」です。黒地に金の煌めきは、シックであり華やかでもあります。建築物で最初に目につく場所を彩るよいアイテムです。建物のイメージアップに役立つのではないでしょうか。

テーブルトップ

家屋やショップの顔とも言える、表札やネームプレートでは最高級品と言われているのが「スターギャラクシー」です。黒地に金の煌めきは、シックであり華やかでもあります。建築物で最初に目につく場所を彩るよいアイテムです。建物のイメージアップに役立つのではないでしょうか。

「スターギャラクシー」のまとめ

「スターギャラクシー」は、20世紀の後半から採石が始まった比較的新しい石種の御影石です。そして、まさに銀河の星々を内包した「スターギャラクシー」は、一目見たら忘れないようなインパクトがあります。新しく発見されたと言っても過言ではない「スターギャラクシー」は、自然の産物でありながら将来性のある素材と言えるでしょう。

参考価格(㎡単価、消費税別、運賃別)

本磨き

300角…14000円
400角…14000円

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