赤系の大理石アラベスカートオロビコレッドのご紹介

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アラベスカートオロビコレッド(Arabescato Orobico Red)のしらべ

大理石のアラベスカートオロビコレッドは、白のベース地に濃淡の激しい赤茶柄が表面全体に流れる石材です。同じアラベスカート種の石材と比べると、白系のベース地と美しい流れ柄が層のように折り重なり、華やかで高級感あふれる印象を醸します。このページでは華美な模様がひときわ映える、アラベスカートオロビコレッドについてご紹介します。

原産地

大理石のアラベスカートオロビコレッドは、イタリア北西部に位置するロンバルディア州・ベルガモ県のカメラータ・コルネッロで採掘されています。ロンバルディア州の地勢には大きな特徴があり、州内で最高峰を誇るベルニナ山脈が聳える山岳地帯、その南側に広がる氷河期に形成されたモーレンという特有の地勢を成す丘陵地帯、また肥沃な土地を有する小麦栽培が盛んなロンバルディア平野と、大きく分けて3つの地勢に分類することができます。

ロンバルディア州には、ブレシア県のヴァルカモニカの岩絵群をはじめ、ミラノ県のレオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』を展示するサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とドメニコ会修道院、ベルガモ県のクレスピ・ダッダなど、世界遺産に登録された遺跡や建造物が数多く存在します。

またベルガモには、ネッラズーロの愛称で親しまれるイタリアのプロサッカーリーグ・セリエAに所属する、アタランタBCがホームタウンを置くところです。またこの地は、国内リーグやヨーロッパの大会で数々の優勝を成し遂げた女子バレーボールチーム、バレー・ベルガモがホームタウンを置くところでもあります。


特徴

本磨き

   

   

大理石のアラベスカートオロビコレッドは、白系の肌地に明るい色調の赤茶柄が流れる、見た目にも美しい石材です。同じアラベスカート種の大理石のものと比べると、石表面に広がる色鮮やかな斑紋様がひときわ目立ち、華美で艶やかな雰囲気を醸してくれます。しかしながら各石材によって流れ柄や色調などにバラツキが生じるために、実際に貼り合わせを行う際には、全体の色柄を調整しにくい石材でもあります。

市場に流通するタイプは、石表面を鏡面状に仕上げた本磨き加工が主流となります。パステルカラー調の明るい色合いで、空間に華やかな雰囲気をもたらしてくれる大理石と言えます。

留意点

アラベスカートオロビコレッドの留意点についてご紹介します。

天然の大理石のため

天然の大理石のため、各石材は色地、色調、柄のサイズなどにバラツキが生じます。実際にご利用になる際は、あらかじめ仮並べを行い、全体のバランスを調整してご利用になってください。また各石材によっては、ピンホールや亀裂などの空隙を埋めた補修跡が見られる場合もあります。

水濡れに注意

大理石は吸水性のある性質を持ち併せております。水を吸収しますと、変色や退色などの原因にもつながりますので、使用場所にはくれぐれもご注意ください。本磨き加工の石材は、水に濡れますとたいへん滑りやすくなります。また水まわりでのご使用は、石表面に施した光沢が落ちるなどの症例が現れますので、くれぐれもご注意ください。

凍結・耐酸性に注意

大理石は耐酸性の性質を持ち併せておりません。酸性洗剤のご使用や酸拭きなどでのお手入れを行わないように、ご注意ください。また寒冷地の屋外にご使用になりますと、凍結の恐れがありますので、注意が必要です。

おもな使用場所および製品について

おもに屋内の壁面や床材として使用されています。また同じアラベスカート種の大理石には、洗面台やキッチンカウンターの天板などにも利用される石材があります。

まとめ

イタリア北西部のロンバルディア州・ベルガモ近郊で採掘される大理石のアラベスカートオロビコレッド。表面全体に流れる明るい色調の赤茶柄が美しく、空間を華やかな雰囲気にアレンジしてくれます。この大理石で、ぜひ日常空間を華やかに彩ってはいかかでしょうか。

参考価格(㎡単価、消費税別、運賃別)

受注輸入製品価格…80000円以上

2017年3月のしらべ