アメリカ産御影石グレーな感じのロックビルホワイトのご紹介

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ロックビルホワイト(Rockville White)のしらべ

日本に昔からある紋様に「千鳥格子」と呼ばれるものがあります。千の鶴が飛ぶ様を表していることから千鳥と呼ばれる、白と黒のモダンな紋様です。その千鳥格子を思い浮かべるような御影石が北米大陸から切り出されています。ロックビルホワイトという名の御影石をご紹介します。

原産地

アメリカ合衆国のミネソタ州ミネアポリスの西に御影石のロックビルホワイトの採石場があります。ここには地上に現れている岩盤で、地球最古のものがあります。海には面していない陸地ですが、「一万湖の国」と言う別名のある地域で数多くの湖があります。その中で最大級のスペリオル湖には、断崖絶壁がある絶景を見ることのできる場所もあります。また、幾本もの河川もあり、千km以上あるアメリカ最長の川であるミシシッピ川の源流地でもあります。大自然の原初を多く見ることのできる場所です。

特徴

本磨き

ジェットバーナー仕上げ

ホワイトの名前が付いていますが、白と言うより、かなりはっきりしたモノトーンの御影石です。濃いグレーの地に大きめの白い部分が浮き出るような柄になっています。黒に近いグレーと白の色は半々くらいの割合で入っていて、それぞれの周りに黒い粒子がドット模様を作り出し、ポイントとして引き締めるように見えます。大きな石目の場合、柄が不均一になることが多いのですが、ロックビルホワイトは総体的に均一の柄となっています。表面加工の違いでも見た目はあまり変わりません。柄が大きいので、そのままでもデザイン性の高い製品を作ることができます。

取り扱う時の留意点

日々のお手入れと、困った時の専門家

御影石は毎日の簡単なお手入れで美しさを保つことができます。一般的な酸やアルカリ等の化学作用に強く、雨や凍結などの季節変化にも耐えることができる素材です。しかし、こまめにお掃除をしていても長く使用しているとシミやサビが浮き出たり、表面剥離を起こしたりすることがあります。最近ではホームセンターやインターネットで石材用のお手入れ用薬剤などが売られていますが、使用方法を間違えると御影石の状態が更にひどくなることがあります。劣化した御影石のメンテナンスは、できれば石材の専門家にまかせるのが問題を解決するのに良いようです。

表面の仕上げについて

基本的に御影石には表面を研磨した「本磨き仕上げ」と、表面の鉱物をバーナーで高温にして飛ばす「JB(ジェットバーナー)仕上げ」があります。

本磨き仕上げは年月が経っても光沢が落ちにくいため外壁などに適しています。JB仕上げは表面に凸凹があり、ザラザラしているので滑りにくく、床材などに適しています。JB仕上げにすると本磨き仕上げに比べて色見が薄くなります。

この本磨き仕上げとJB仕上げの両方を使用して、壁面や床面をデザインすることができます。

適した製品

古くて新しい雰囲気を持つ御影石です。

天板
キッチンやショップのカウンタートップに使用されます。モノトーンの色合いなので、他の調度品やインテリアと競合することは無く、むしろ引き立ててくれるのではないでしょうか。御影石のロックビル・ホワイトは、ハイカラと言う表現がぴったりするようなお部屋作りに一役買える素材です。

建築物の内外に
壁や柱などの垂直面と、床や階段などの水平面のどちらにも使われます。大きい柄の御影石なので派手なイメージもありますが、無彩色を生かして照明の色で様々な表情を作り出すこともできるでしょう。ロックビルホワイトはモダンな空間を作り出すことのできる良い石材です。

まとめ

素材に元々の柄がある場合は、あまり手を入れずにそのままの状態をうまく生かせる方法が考えられています。御影石のロックビルホワイトは特徴的な大きい柄を持っていますが、色が無いと言えるモノトーンの石です。その個性を十分に引き出せる新しい製品や使用方法が生み出されるといいですね。