緑の御影石オリーブグリーンのご紹介

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オリーブグリーン(Olive Green)のしらべ

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一般的な建築などに使われる石材の御影石と言うのは、地質学上はほとんどが花崗岩で、火成岩の一種です。火成岩もいくつかの種類に分けられていますが、ここでご紹介するオリーブグリーンは片麻岩(へんまがん)と言う岩石です。磨くと美しい鏡面が得られることから一般的に御影石と呼ばれています。

原産地

南アフリカ共和国の北部にある小さな町がオリーブグリーンの産地です。ケープタウンから約五百km北上した所にあるスプリングボックという町です。北ケープ州と言うナミビアとの国境に近い場所です。アフリカ大陸南部に広がる、広大なカラハリ砂漠の南端にあたります。スプリングボックと言う名の動物もいます。ウシ科の鹿に似た動物で、この地のも群れを作って生息しています。また、ラグビーの南アフリカ代表チームのネックネームもスプリングボクスと言います。

特徴

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本磨き(板目)

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ジェットバーナー仕上げ(板目)

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本磨き(柾目)

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ジェットバーナー仕上げ(柾目)

片麻岩の一番の特徴は石が層を成していることです。お菓子のバームクーヘンの様に、濃い色と薄い色が交互に積み重なっています。そしてオリーブグリーンの特徴は、切り出す方向で模様がガラっと変わることです。そのまま切り出されると、平行に流れる線のような模様になります。これをラインタイプ(板目)と言います。この板目からみて垂直に切ると、フラワータイプ(柾目)になります。フラワータイプは、その名の通り次々と花が咲くような模様になります。しかし、このような層を作る石はキズが多く、層の部分で剥がれやすい弱点があります。若干の吸水も見られます。

表面の仕上げについて

基本的に御影石には表面を研磨した「本磨き仕上げ」と、表面の鉱物をバーナーで高温にして飛ばす「JB(ジェットバーナー)仕上げ」があります。

本磨き仕上げは年月が経っても光沢が落ちにくいため外壁などに適しています。JB仕上げは表面に凹凸があり、ザラザラしているので滑りにくく、床材などに適しています。JB仕上げにすると本磨き仕上げに比べて色味が薄くなります。

この本磨き仕上げとJB仕上げの両方を使用して、壁面や床面をデザインすることができます。

留意点

特性を踏まえて注意することがあります。

模様の違い

同じオリーブグリーンでも異なる石に見えてしまいます。色全体の濃淡はあまりありません。しかし、見た目が全く違う二種類の模様があるので、使う場所や、追加で購入する時には注意が必要です。

弱点があります

層をなしている石は基本的に成分の違いがあります。したがって特に板目の場合は剥離が起こることがあります。また、キズが比較的多いことから吸水する事があります。鏡面加工の場合は、表面を保護する処置を行った方がよいでしょう。

適した製品

オリジナリティある色と模様を効果的に使う

インテリア系の小物

様々な置物やちょっとした小物が作られています。フラワーポットと呼ばれる、直接花を植えるのではなく、植木鉢を中に入れて飾る物があります。緑の石がとても良く似合う製品です。また、様々なオブジェも作られます。お部屋の中や、庭を飾るよいアイテムです。一風変わった模様が小さな置物一つで、その場の雰囲気を効果的に高めるのではないでしょうか。

壁や床などのポイントに

薄い色の石と組み合わせて使えば引き締まった空間が作れます。例えばビルのエレベーターの入り口など、目立たせたい所に使用するのもよいでしょう。他にも床面のモザイク模様の一部に使うと、よりスタイリッシュな感じになります。

まとめ

学問上では御影石と言う岩石はありません。建築や芸術などに使われる、磨くと美しい鏡面が得られる石の多くを指す名称です。石英や長石、雲母などを含んでいるので光が当たるとキラキラと美しく反射します。オリーブグリーンは二つの魅力があります。違う二種類の煌めきを楽しめるのは、ちょっとした贅沢かもしれませんね。

参考価格(㎡単価、消費税別、運賃別)

本磨き、ジェットバーナー仕上げ共

400角…17000円

2017年3月のしらべ