割り肌のインド砂岩ベージュのご紹介

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インド砂岩ベージュ(India White Sandstone)のしらべ

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ベージュの地肌で割り肌の砂岩は、インド砂岩と呼ばれる石種に数えられます。このページでは、砂岩のひとつであるインド砂岩ベージュについてご紹介します。

原産国

インド砂岩ベージュは、インド北西部に位置するラジャスタン州で産出されています。インド国内で一番大きな面積を誇るラッジャスタンの州都は、赤い城壁に囲まれた別名「ピンクシティー」と呼ばれるジャイプルです。州西部には広大なタール砂漠が広がり、丘陵地帯の広がるランタンボール国立公園内では、野生のトラが生息するなど国内でも人気の高いスポットとなっています。

主な産業は、米、大麦、トウモロコシなどの農産物や、中世以来、東アジアや西アジア、欧州などに輸出してきた繊維製品、また絹や綿織物の盛んな地域として染色の技術も発達しています。また地下資源も豊富で、鉱物、石油、天然ガスなどが埋蔵された資源豊かな州です。

インド屈指の観光地としても知られており、州内にある6つの丘陵要塞は、「ラジャスタン州の丘陵要塞群」として、2013年にユネスコの世界遺産に登録されています。ラジャスタン州は、観光資源と地下資源に恵まれたところなのです。

特徴

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割り肌

砂岩のインド砂岩ベージュは凝灰岩質の石材になります。これは石材を構成する小さな岩屑が水で運ばれて砂層をつくり長年の蓄積によって砂岩に変形したものです。耐火性と耐酸性の性質を備えた石材となります。

またこの砂岩は、不純物の生じないシミや、筋が肌地に現れていないものが良質な砂岩とされています。やわらかく加工しやすい石材であるために、細かな加工が可能となるいっぽうで、経年により石表面が風化しやすい性質をもちあわせています。

一般的には石表面を立ち割ったままの割り肌の状態の原石で輸入されることが多いようです。一般的な仕上げ方法としては、粗い砥石で表面を削った水磨き仕上げ、立ち割った石の表面をそのまま利用する割り肌仕上げの二つがあります。使用場所に適った仕上げ方法をお選びになり、ご使用なさってください。

留意点

インド砂岩ベージュの留意点についてご説明します。

水の浸透に注意

外装に使用すると石表面から水が浸透して、シミや汚れが付きやすいという特徴があります。また湿度の高い場所なども要注意です。外壁に使用になる際は、撥水加工を施すなどの措置が必要となりますので、ご注意ください。

強度に注意

砂岩の中のインド砂岩ベージュは、砂層が長年の内に堆積して形成された砂岩種であるために、大理石などの他の石材と比較すると、やや強度が劣ります。そのために、施工場所と石材の強度に十分に配慮する必要があります。

天然石のため

砂岩は天然石のために、それぞれの石材の色合いやその模様に違いが生じます。実際に施工する際は、そのことを念頭に置いて配置してください。

適した製品

内装材としての砂岩は、キッチンの壁面、バスルーム、トイレなどの水回り、マンションのエントランス、庁舎の内壁などに使用されています。また屋外では、美術館、博物館、高級ホテルの外壁に多く使用されているようです。

ベージュ地のデザイン性に優れた石材のために、落ち着いた雰囲気を醸す空間に仕上がります。

まとめ

外壁に使用されることの多いインド砂岩ベージュ。白系のベージュ地で優しい印象を与えてくれるために、空間や建物をあたたかいい雰囲気に包んでくれる恰好の石材です。この砂岩をぜひ、あなたの生活空間にぜひ取り入れてはいかがでしょうか。

参考価格(㎡単価、消費税別、運賃別)

割り肌

400角…10000円
400×600…10000円

2017年3月のしらべ