水磨き仕上げのご紹介

水磨き仕上げのご紹介

水磨きとは石材の表面を光沢のない程度に磨いてツヤのない状態のことを言います。
磨きの工程は粗磨きの後、#400で磨き次に#800で磨きます。
この#400や#800で磨き終えた状態のものを水磨きとするところが多いです。
光沢はありません。ツヤ消しとも呼びます。
このあと#1500で研磨すると水磨きではなくなる石材が多いです。
床石で本磨きを使用した時に滑りやすく危険だということもあり、本磨きの石材をあえて水磨きにして使用することもあります。

 

石材の研磨

石材を研磨するのに専用の研磨材を使います。
その研磨材の粒度は、#(メッシュ)で表します。
#80だとメッシュ80ですが、番手が80あるいは80番といった呼び方もします。
#80は150ミクロン以下の粒子です。
#150は75ミクロン以下で番手が大きくなると粒子が細かくなります。
御影石や大理石を研磨するとき#80から#220とか低い番手から順番に#400、#800、#1500、#3000と研磨していきます。
そして最後にバフと呼ばれる工具で仕上げます。
バフは本磨きの工程を短縮したもので#8000まで研磨するところもあります。

研磨機(Polishing Machine)

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