ベージュ系大理石トラバーチンクラシコのご紹介

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トラバーチンクラシコ(Travertine Classico)のしらべ

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神話の都ローマで、古くから貴族の屋敷や公共の建築物に、彩りを添えてきた大理石のトラバーチンクラシコをご紹介します。白とベージュのコントラストが美しく、波の様な模様の巣のような穴が空いているのが特色の歴史深い大理石です。

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原産地

大理石のトラバーチンクラシコはイタリア共和国の中部、首都ローマを擁する、ラツィオ州のティボリで切り出されています。大変古い歴史のある所で、古代の遺跡や美術館がたくさんあります。

また、世界的に有名なお祭りも多く催されていて、一年を通して、観光客が絶え間なく訪れる所です。宗教の聖地としての役割もあり、大きな教会もあります。スポーツも盛んで、名高いプロサッカーチームが活躍しています。

特徴

本磨き(穴埋め)

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本磨き(穴あき)

水磨き(穴埋め)

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水磨き(穴あき)

トラバーチンクラシコはベージュの色が、さざ波のように入っています。色は基本的に薄めですが、模様の幅が広い所は、多少濃く見えます。

波の様な流れた模様が、この大理石の一番の特色でしょう。この模様にそって、巣穴と呼ばれる小さな穴が、割と多くあります。

そのまま使われることもありますが、巣穴に樹脂やセメントを埋め込んで、水などが入らないように加工することがあります。

さらに、他の大理石同様、酸に弱い性質を持っています。また、戸外で使用する場合は年月がたつと、色が褪せてくることもあります。イタリアでは外部に使用されているところが多く、ほとんどツヤもなくなり、風化して歴史を感じさせます。

石としてはかなり柔らかい部類になるので、加工がしやすいと言うのも特徴の一つです。古くから彫刻やレリーフに使われてきた理由が、そこにあります。

留意点

トラバーチンクラシコは、主に屋内向けに使われる事が多いため、屋外には向いていません。

屋外には不向き

巣穴が非常に多く、屋外ですと雨水などが入りやすいです。水の入ったところからコケやカビが繁殖します。また、寒冷地では気温が低くなると、その水が凍ってしまい、大理石が割れてしまいます。そう言うことから、屋外では使用しないほうがいいです。

加工に種類があります

タイル状に加工されたものが、多く流通していますが、穴埋めタイプと穴を埋めていない製品があるので、使う場所に応じて選ばないといけません。そして本磨きと水磨きの2種類が流通しているようです。あと割り肌で壁に使っているところもありました。

適した製品

屋内向けだと、やはり床材や壁材に使われる事が多いです。

床材

穴埋めタイプを使うことが多いようですが、穴あきを好んで使用する場合もあるようです。波模様が、木目のようにも見える事から、落ち着いた優しい空間を、引き出すのに一役買うことができます。また、ベージュの色合いが、温かみのある室内を作ります。

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長年穴あきタイプを床に使用するとこのようになります。

壁材

穴あきタイプを使用することが多いです。壁部分に使う時は、穴埋めせずにトラバーチンクラシコの持ち味を、そのまま使うことができます。加工段階できちんと研磨すれば、艶やかな表面が保てるので、明るいお部屋になることでしょう。

マントルピース

日本ではまだまだ少ないですね。

まとめ

伝統のある都市で、はるかな昔から重宝され、また、親しまれてきた大理石のトラバーチンクラシコ。この大理石の持つ柔らかな雰囲気が、使い続けられてきた理由の一つでしょう。そして、これからも私たちの生活空間を、華やかに彩ってくれるでしょう。

参考価格(㎡単価、消費税別、運賃別)

本磨き(穴あき、穴埋め、水磨き共)
300角…13000円
400角…14000円
300×600…16000円
400×600…16000円
600角…20000円

2017年3月のしらべ