赤い御影石バルモラルレッドのご紹介

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バルモラルレッド(Balmoral Red)のしらべ

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赤色の御影石でもやや濃い目のバルモラルレッドについて、調べてみました。

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原産地

御影石のバルモラルレッドの原産地について説明します。

バルモラルレッドはヨーロッパのフィンランド南西部にある町、Taivassalo(タイヴァスサロ)で採掘される赤色御影石です。

Taivassalo(タイヴァスサロ)及びフィンランドについて

フィンランドは北ヨーロッパの中でも一番北に位置し1年を通して冬の期間が長く、国の3分の1が北極圏であり北の地域と南の地域では寒暖差があります。そのため首都ヘルシンキ及び他の都市の多くが南の方に集中しています。

フィンランドには手つかずの自然が多く存在します。北極圏ではオーロラが見え、南では1000以上の湖があり、街中でも岩肌を利用した建築物が多くあります。

別名ロックチャーチと呼ばれるテンペリアウキオ教会は特に有名です。また、フィンランド発祥のサンタクロースやムーミンも世界中から親しまれています。

Taivassalo(タイヴァスサロ)は、フィンランドの南西スオミ県に位置します。フィンランドは地域によって自然環境が異なり、このタイヴァスサロのある南西部は岩と水が主要であります。事実、御影石が取れる場所には水が溜まり、ダイビングスポットとなっている場所もあるようです。

フィンランド南西部はスウェーデン・欧州大陸に近いため、古くからスウェーデンや欧州大陸の文化が影響し、現在でも歴史的痕跡をこの地域で見ることができます。

特徴

赤地に黒の雲母模様がある赤色御影石で、深みのある赤色が特徴です。同じ赤色御影石のカパオボニートより全体的に赤みが深いので落ち着いた雰囲気を醸し出します。色調によってグレードが異なり、色が濃いほど高価になります。

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本磨き

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ジェットバーナー仕上げ

表面の仕上げについて

基本的に御影石には表面を研磨した「本磨き仕上げ」と、表面の鉱物をバーナーで高温にして飛ばす「JB(ジェットバーナー)仕上げ」があります。

本磨き仕上げは年月が経っても光沢が落ちにくいため外壁などに適しています。JB仕上げは表面に凹凸があり、ザラザラしているので滑りにくく、床材などに適しています。JB仕上げにすると本磨き仕上げに比べて色味が薄くなります。

この本磨き仕上げとJB仕上げの両方を使用して、壁面や床面をデザインすることができます。

留意点

バルモラルレッドを取り扱う前に、次の2点について確認しておきましょう。

表面の汚れについて

御影石は大理石に比べて硬く耐久性もあり風化しにくいので、外部での建築物や彫刻などに度々使用されます。

油や酸(レモンなど)などはシミになりやすいので特に注意が必要です。撥水処理などのコーティングをして保護をするとシミや汚れがつきにくくなりますが、汚れた場合は放置せずにすぐに拭き取ることが大切です。

色の濃淡について

バルモラルレッドに限らずですが、石材は採掘された時期、採掘場所によって濃淡が多少異なります。したがって壁面や床面などに規格品をご使用の際には一度仮並べをして色味のバランスを確認してから施工することをお勧めします。

適した商品

バルモラルレッドは赤色御影石の中でも深みがある赤色なので高級感を醸し出します。ホテルやマンション、商業ビルのエントランス等で使用すると、高級感を持った落ち着いた雰囲気になります。また、カウンターなどでも使用することが多いです。

最近では石材の冷却効果や音の響きをうたって、家庭用ペットマットやオーディオボードなどに使用されることも増えてきています。

まとめ

バルモラルレッドは黒御影石や白御影石とは異なった高級感のある風合いを持つ暖色系の御影石です。バルモラルレッド特有の色彩を利用すれば、深みのある落ち着いた雰囲気になります。

国の一部が北極圏という過酷な環境で長い年月をかけて生み出された赤色御影石バルモラルレッドを、これからも様々なシーンで利用されていくと良いですね。

参考価格(㎡単価、消費税別、運賃別)

本磨き、ジェットバーナー仕上げ共

300角…17000円
400角…17000円
300×600…17000円

2017年3月のしらべ